蜂蜜と遠雷を見る

劇場です。

松岡茉優が主演と言うので、ピアノをやっているから見たいという家内と一緒に見てきました。

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うーん、原作の圧倒的なボリュームからすると、尺が全然たりません。「ちはやふる」みたいに劇場版三部作とかでも良いくらいです。でも、それだと公開時期が遅くなって動員が見込みにくくなるから、企画側としては原作の話題感が残っている内に小屋に掛けなくてはと思うのでしょう。それもマーケティングとしては正解なのかなと思ったりします。

松岡茉優は好きなのですが、失墜した天才少女の役というのは非常に難しいもので、そいういう風に見えるかと言うと、ちょっと彼女のキャラではないのかなと思ったり。

もし自分がキャスティングするなら、沢尻エリカを推しますね。

原作でも明石君が二次で落ちてしまった時には、「あーぁ!」と思ったものですが、映画でも同じ感想を持ちました。彼が落ちた後に、「天才たちに囲まれると‥」とコメントする部分で、落ちた理由と、現実の厳しさを感じさせられて、そこはとても良かったです。

バトルオーヴァーブリテン戦略ゲームをソロプレイする2

一時間以上を掛けてセットアップした所で、本番開始です。

練習シナリオでは最初の1ターンです。

ルフトヴァッフェ側が空襲プロットをするのが本当ですが、ソロプレイなので空襲目標マーカーを配置しただけで、後は盤上で一個ずつ解決としました。

それでも最初に空襲マーカー配置してしまうのは、偵察ルールを運用するのに最初に本ターンに実施する空襲計画の全体像がないといけないからです。

練習シナリオでは使わないサブシステムがいくつかあるのですが、それはいずれ。

基本線としては、以下を空襲ごとに解決します。

ドイツ軍の偵察:爆撃の効果が高まります

ドイツ軍の集結と航路設定

RAFの発見チェック:上述の集結状態と航路に従って発見値を算出しダイスでチェックして、リアクション範囲と事前収得情報レベルを決めます

RAFの迎撃:リアクション範囲の空港の準備状態のスコードロンの発進を決めます

空戦解決:独軍のハント任務、英軍の迎撃の順に空戦を解決

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爆撃解決:ミッションアボートしなかった爆撃隊の爆撃値を算出し、目標への効果を出します

かなりざっくりしていますが、45日間のバトルオーヴァーブリテンの全体をプレイするには、これでも結構負荷が重いかなと思いました。

今回はドイツ軍は沿岸レーダー壊滅を狙って出撃し、4つのレーダーを機能停止に追い込むなどしました。また、RAFの戦闘機をかなりの数落としました。しかし、爆撃機側にもかなりの損害が出ました。

両軍ともに消耗が激しく、これを45日間(9ターン)も続けるのかと思うと、溜息が出てしまいます。

勝利得点の水準からすると、ドイツ側は全力で爆撃を続けるしかない印象を受けました。一方のRAFですが、ドイツ護衛機による戦闘機損害が大きく、結果として1スコードロン当りのステップ数が不足してくると迎撃能力が低下し、負のスパイラルに入りそう。その中で、ぎりぎりで守り切ったというのが史実ですが‥。

バトルオーヴァーブリテン戦略ゲームをソロプレイする

近日対戦予定の戦略ゲームの練習シナリオを並べてみました。

セットアップ作業が大変です。

ユニット総数が多いゲームではないのですが、最初の運用を想定して少しでも使い勝手を良くしておこうと考え始めると、考えるべきことが多くて意思決定が面倒くさいのです。

まずはRAF側です。

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まず閉鎖マーカーを配分します。あまり使いそうもない空港を閉鎖したいのですが、どこが使わないかと、セクターごとの閉鎖数の配分制限を考えると、ちょっと面倒。

次にセクター飛行場を決めます。まぁ、大きそうな空港にして置きます。ただ、そうするとドイツからすると、非常に目標価値が大きくなるので、正しくないかも知れません。

最後に戦闘機を配備します。機種ごとにまとめて運用した方が良いかとも思いましたが、RAFは航続距離の制限がないので単純に重要な場所に強いものを寄せれば良いような気もします。

あと秘匿目標マーカーの配置、基地マーカーの配置もあります。これらはマップ上にマーカーを裏で置きます。これもちょっと考えます。

次がルフトヴァッフェです。

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ルフトヴァッフェは指定されているので、ユニットの情報を見て置くだけです。なのですが、ゲームを開始するとステップ数管理が、すぐ必要になるので初期配置ステップ数のマーカーを最初に置いてしまった方が良い気がしてきました。

ソロプレイで両方のセットアップを一人ですると、一時間を越えます。

 

 

スカーレットを見る

始まりました。

前作の「なつぞら」は、最初から最後まで一回も見ませんでした。「あさが来た」の再放送もあったので、少々負担が重かったからです。

今回は、水橋脚本と聞いて万難を排して(笑)。

二週間ですが、非常に上手く滑りだしました。二週目の最後に大坂へ旅立つ所では、大いに盛り上がりました。

照子(大島優子)が子役(横溝菜帆)も含めて、とっても素敵です。

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大阪へ行く喜美子に、「わたしを倒してから行け」と挑んで、制服で戦うシーンには笑ってしまいました。負けて道場で倒れた状態での会話も素晴らしく、さすがは水橋先生と思っています。この流れで進むなら、かなりの作品になりそうです。

シャーロックを見る

月9です。

井上由美子脚本、ディーン・フジオカ主演と、なかなか期待させました。

で、見たのですが、うーん、これはかったるい感じでした。

初回ゲストは、我らが松井玲奈と、同じくブラックスキャンダル重要人物だった松本まりか。このキャスティング時点で、どっちかが犯人と見えてしまうのは、まぁ良しとしましょう。

30分延長の長い尺を使っても、なんとなくシャーロックの立ち位置がはっきりしません。彼がどういうモティベーションで謎解きをしているのかがわからず、どうも共感できません。

また、今回の犯罪が自殺教唆であって、いわゆる犯人らしい犯人でないのも、ミステリーとしての切れを悪くしているかも知れません。

個人的には玲奈ちゃんの白衣姿を見られたのが収穫でした(苦笑) 

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余力があれば、もう一回くらい見てみるかも知れませんが、「まだ結婚できない男」や、「モトカレマニア」などいろいろ気になるものが多いので、このまま見送るかも知れません。

×そして、バトンは渡されたを読む

本年度の本屋大賞です。

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発表と同時に図書館で予約して、ようやく順番が来ました。半年待ちです。で、読み始めたら二日間。

うーん、本屋大賞を読むのは、「かがみの孤城」、「蜜蜂と遠雷」、「羊と鋼の森」、「村上海賊の娘」、「舟を編む」、「天地明察」(受賞降順)と来て7冊目になります。

7冊の中で、本書が一番インパクトが弱い気がしました。

リーダビリティは問題ありません。いや、そういう意味では減点方式で評点すると、特に減点項目がある訳ではありません。

ただ、読書ってこんなに広いのか、とか、こんなに深いのかという感慨を持つ部分がこれと言ってないのです。

誤解を恐れずに言えば、テーマが高尚なライトノベルを読んでいるような感じでしょうか。悪い意味で言っています。

この作者の別の作品を読むことはないかも知れません。

本屋大賞が来年で復権してくれることを期待して止みません。

ZOCのあるゲームを最後にプレイしたのはいつですか?

なんのことやらというタイトルですが、猿遊会で空戦卓を囲んだメンバーでの話題です。

誰もすぐに回答できませんでした(苦笑)。

そうか、空戦ゲームにはZOCがないし、ASLにもZOCがないし、SFゲームにもZOCがないのでした。

個人的には、「ピークオブコーカサス」かなと思っていましたが、それより後に「インドパキスタン戦争」をソロプレイしていました。「ジハード!」にZOCってありましたっけ?

いずれにしても対戦の最後は、コーカサス方面ということで間違いないようです。辛うじて今年に実績がありました(笑)。