潜水艦カッペリーニ号の冒険を見る

9か月ぶりの4回目です。

此処へ来て、有村架純音尾琢真を大河で見掛けたのでキッカケを得て再視聴しました。

やはり面白いです。

序盤で捕虜のイタリア人たちに、音尾が「これからお前たちの返事は、「はい」と「やります」の二つだけで良い」と言ったのを最後まで引っ張っています。

で、二つしかない返事を意図的にか間違って使えるイタリア人たちに、二宮が「そこは「はい」だろう」と突っ込むのがおかしい。気の利いた会話が随所にあふれているのは、脚本の澤本嘉光のセンスだと思います。

イタリア人に偏見を持って接する兄と違って、落ち着いた対応を見せる有村架純が、「お、日本語、上手になりましたね」と褒めるセリフが良いなと思いました。

千葉会:沖縄の落日を対戦プレイする2

画像をDLしたので、振り返りのため並べておきます。

第2ターンです。

座席効果と言うのがあって、米軍で西側に座ったら米軍の主攻勢軸が西海岸沿いになってしまいました。まずは順調に抜けています。

しかし、第2ターンに2か所で射撃戦で敵を撃破できずに白兵戦となり相手に生き残られてMTマーカーを取得できませんでした。

第3ターンにも引き続き日本軍の白兵戦での粘りにあってしまい、この流れでは勝てないと戦術を見直します。効果の高そうなチットを温存していたのですが、どんどん投入して早く回転させることを目指します。

第4ターンです。狙撃兵で撃たれることは覚悟の上で、2か所に火炎放射器を投入しました。日本軍は初めて菊水攻撃(特攻)を開始しました。

第5ターン。

中城攻防戦。戦車を投入したら日本軍の対戦車突撃隊の待ち伏せに会いました。しかし、戦闘工兵と火炎放射器も投入して万全を尽くしてなんとか勝利しました。

第7、8ターンに菊水攻撃を連続で受けて6VPを与えてしまいます。

第10ターンです。

米軍は牧港防衛線を破り、もう盤上にはほとんどMTマーカーが残っていません。

残りのマーカーをどう各ターンに取得するかを注意深く計画して作戦の仕上げです。

22対9での勝利。

取得したMTマーカーは8つ。日本軍に取得されたのは2つ。菊水作戦が合計8点でした。

☆レジェンドアニメを読む

図書館です。

タイトルですぐに「覇権アニメ」の続編だと判りますが、短編集です。

「音と声の冒険」

五條正臣

「運命戦線リデルライト」の音響監督。

王子が野野崎監督の「バタフライ」のエピソード監督だった頃からの古い付き合いで、王子が社会人として全然なっていなかった頃から知っているが故に、今の王子を「それでも成長したもの」と温かい目で見ることが貴重な人物。

バイオリンで音大に進んだが、自分よりうまい天才がたくさんいるのを見て挫折し、音に関わる仕事としてトウケイ動画に入って音響部門に進んだ。

香木原ユカ

「リデルライト」のコノカ役の声優。

「夜の底の太陽」

富田太陽

斎藤瞳の所に猫を引き取ってもらいに来た、あの太陽君。

今回の短編では、教育ママの指導で一人だけ他学区にある塾に通わされており、家では漫画もアニメも禁止されていて、そのため学友との共通の話題がなく孤立していたことが語られる。

爽平も純太も塾での他校の友人。

ハケンじゃないアニメ」

和山和人

長寿こども向けアニメ「お江戸のニイ太」のプロデューサー。

長寿番組故にクールごとの覇権争いとは無縁の位置にあるアニメを支えるスタッフの一人である。

しかし、原作者には未だに名前を覚えてもらえず先輩の七神昇平に頼っている。だが、30周年の節目にオープニングの一新を提案し、その監督をまさかの斎藤瞳に引き受けてもらえることになった。

左近寺誠

「お江戸のニイ太」の原作者。今では自ら絵を描くことも稀だが、それでも新キャラの登場を成功させるなど、未だに実力は確かなものがある。

今回の新オープニングでは新しいカラー原画を和山から依頼され、その意義を七神を通してではなく和山から聞き出そうとする。

「次の現場へ」

迫水孝昭

前作冒頭で有科と気まずくなってしまったアニメーターであるが、本作では人気声優の美末杏樹を射止めて結婚する所から始まる。

川島香奈美

有科の下で働いていた頼りになる若手敏腕スタッフ。「リデルライト」の完成後にスタジオえっじを去っているが、披露宴に呼ばれて再会する。

赤羽環

脚本家、気の強い美人。

チヨダコーキ原作の新作アニメ映画「VTR」の脚本に呼ばれ、原作者愛の感じられない周囲に檄を飛ばして衝突する。

沢田和己

スタジオえっじのベテランアニメーター。典型的な関西乗りの軽薄風なのだが、実はデキる女、香奈美が師匠としたう存在であったりする。

 

前作では主要キャストでなかった人物にスポットライトを当てて、クールごとにメンバーが総入れ替えで組代わっていき敵味方がシャッフルされるアニメ業界を描き出しています。

それでいて、一作ごとに泣かせるツボを心得ているのが辻村深月の素晴らしい所です。

大奥を見る

 話題のドラマ10です。

家内が録画したので、先にこっそり見ました(内緒)

 第1話は、将軍吉宗が冨永愛、大奥に入る貧乏旗本の息子が個人的に推しの中島裕翔、大奥総取締が片岡愛之助です。

 冨永愛の将軍と、その側用人貫地谷しほりがカッコイイのです。

 中島君を思って、彼と結ばれないなら尼寺に入るとゴネるのが白石聖、中島君の御付きになるのが風間俊介です。最後の二人は、「惜しい刑事」コンビですね。冨永愛のNHKって、ドラマでは珍しいですね。調べると、BSの金田一耕助短編集のゲストに一度出たくらい。それで主演を張れるのですか。でも、演じっぷりを見ると、なるほど将軍様という感じではありました。

忍者に結婚は難しいを見る

最近絶好調の鈴木伸之菜々緒と夫婦役というドラマです。スタイル抜群の菜々緒が忍者姿で暗躍するのが売りか? なんとなくテイストが似ていると思ったら「ルパンの花嫁」と同じ原作者なのですね。

鈴木と菜々緒の夫婦喧嘩は夫婦あるあるばかりで笑ってしまう一方で、家内と一緒には見たくないものだとも思います。

☆食虫植物 進化の迷宮をゆく を読む

 食虫植物、岩波サイエンスです。

 馬場さんのブログからです。

『食虫植物 進化の迷宮をゆく』(福島健児):馬場秀和ブログ:SSブログ (ss-blog.jp)

 食虫植物と言うのは、特撮の怪人モチーフに使われることも多く、独特の妖しい魅力を持っています。

 初代仮面ライダーに登場したハエトリバチ。

 鎧武に登場したウツボカズラ

 進化の迷宮をゆくという副題に一番マッチしているのが、7章:複雑精緻な進化の謎です。

 食虫植物は非常に複雑で、捕虫機構、分解機構、吸収機構など、いずれも普通の植物が持っていない機能を一式全部そろえていなければ食虫植物としてのメリットが得られません。

 ところが、適者生存による淘汰で、こうしたものが一斉に同時に獲得できるとは、とても考えられません。では、一個ずつ獲得されたのでしょうか? そうだとすると、それぞれは独立した機能として適者生存に勝ち抜くメリットを持っているのでしょうか? という疑問です。

 この疑問に関する考察は非常に面白いので、ここでは種明かしはしません。

 是非とも本書を手に取って読んでください。

千葉会:沖縄の落日を対戦プレイする

今月は無事に対戦しました。

と言っても、実は私自身が千葉会日程を一週間間違えていて、掲示板を見て当日の朝に気付いて慌ただしく準備して間に合いました。

我が家は幸いにして娘が土日でも朝6時に起きて始動するので、朝が早くお陰で事なきを得ました。

詳細はプレイ画像をカメラからダウンロードしてから書きますので、総論だけ。

1:10時から15時くらいまでで、完全終了しました。昼食を除けば正味4時間強くらいで終りまでやれると思います。もりつちさんが書かれている通りのアウトプットでした。

2:チットの応酬が中心になるので、トレーディングカードゲームみたいなプレイ感です。米軍としては要塞攻撃するのに工兵隊を使って無効化したい。日本軍はそれをさせじと狙撃兵を伏せておきます。なので、米軍は工兵隊を投入する時に、できることなら狙撃兵をキャンセルできるコマンダーを手に持っていたい。という具合です。

3:米軍は全力でチットを使って高速回転を目指すのが良さそう。序盤に使い惜しんでいたら、第2,3ターンにMTマーカーを取り損ねてしまいまいた。第4ターンから方針転換して使いだすと、毎ターンとまでは行きませんが3ターンで2回くらいの勢いでチットをカップに戻せることが判り、それなら良いチットほど、早く使って早く引き戻すのが有効だと判りました。結果として凄い勢いで工兵、コマンダー、支援砲撃、対地爆撃などが回るようになり米軍の圧勝となりました。日本軍側としては支援砲撃をキャンセルする隠蔽も、戦車を除去する対戦車班にしても、上記の狙撃兵にしても全部がコマンダーでキャンセルされてしまうのは辛いような気がします。チットの使い勝手やコンボが米軍の方が性能が高いので、この部分で押されてしまうと、なかなか盤上の部隊運用くらいでは互角に戦うのは難しいように思いました。日本で作られたゲームなのに、ここまで日本軍を弱くしなくても良いのにと思いました。

4:米軍側で火炎放射器を使って攻撃したら、相手が県民防衛隊だったのは、非常に後味が悪かったです。

また、日本軍はMTマーカーを中盤からは取れなくなり、VP源として菊水作戦に依存しました。結果として、頻繁に特攻を受けたのもゲームとしては当然の方策とは言え、非常に心証が悪かったです。

沖縄戦をゲームとして遊ぶという段階で避けては通れないものではあるのですが。

なので、ゲームとしてはプレイアビリティも高く、プレイヴァリューも十分にあるのですが、再戦することはないかなという気がしています。

そういう意味では「スズメの戸締り」と通じる所があります。

詳論は後日につづく