ゲームジャーナル84号を入手する

知らない間に応仁の乱のマルチが出ていました。

慌ててアマゾンに発注しました。「家に届くといろいろと大変」なので、ファミリーマート留め置きを久しぶりに使ってみました。ところが、待てど暮らせど「ファミマに届いて受け取れるようになりました通知」が来ない。で、配送状況を深く掘っていくとヤマトの連絡先が出てきたので最寄りのヤマト配送センターへ。ところが、ヤマトさんは届けたというのです。しかし、受取確認用バーコードメールが来ないと受け取れないのですと相談すると、機転の利くお姉さんが「では、ウチでファミマから回収しておきますから午後にまた来てください」と。かくして二手間くらい余分に掛けて受け取りました。ヤマトさんによると、アマゾンのシステムの不具合らしく時々あるんだそうです。なので、そういう時の対応ノウハウが既にヤマト側にはあるという。
ヤマトが送ったというので、アマゾンにバーコードメール発信依頼を直接しようかと思ったのですが、アマゾンの配送状況確認メニューには、その機能がないのです。
使えないぞ、アマゾン!
使えるぞ、ヤマト運輸

劇場版99.9%を見る

WOWOWです。

劇場でも見たのですが、録画視聴だと落ち着いて見られるし、巻き戻しチェックもできるしで、快適でした。

非常に複雑な謎解きなのですが、やはりトリック監修:蒔田光治なのですね。「トリック」や「パズル」の人です。

テイストと言い、端役の顔ぶれ(たとえばベンガル)と言い、なるほどトリック組かという感じがします。

SMSエムデンのルールを読み解く

本誌のチュートリアル記事「諸君、行こうか」をちゃんと読みました。

これで大体の流れも掴め、いくつかの謎も解けました。特に給炭船の分離と合流の流れが判ったのは大きいです。ただ、記事にも「分離した給炭船がどこの港で石炭補給しているかは考えてはいけない」と書いてあって、笑ってしまいました。そこは、シミュレーションとしては少しファンタジーな感じなんですね。

それから問題の最初の任務「デュプレクス捜索」は遭遇表を検討して判りました。各コラムに必ず紫色のデュプレクスがあるのです。しかし、35もある遭遇の中から当該番号をどうやって引き当てるのかと思ったら、そこはチュートリアル記事に戻って無線海域での諜報任務によって周辺2海域以内の遭遇タイルを一斉にオープンにできるのを利用する訳ですね。で、当該遭遇番号を表にしたら、その海域へ行って通商破壊任務を実行すると連合軍艦船と遭遇した扱いになると。これで発見はできる訳ですが、必然的に戦闘になってしまうのは嬉しくない。本当は諜報任務で開けただけで達成扱いにして欲しいのですが、カードの明確化に「デュプレクスを本当に見つければ任務に勝利し、ただし発見した場合、その後に戦闘が発生することを意味します」と明記されているので戦闘はしなくてはいけないようです。

でも、戦うには、デュプレクスって、砲撃力が高い(4d)のですよね。当時のフランス東洋艦隊の主力艦ですから止むを得ませんが。

☆卯之吉子守歌を読む

半年以上あきましたが、大富豪同心の9巻です。

いつもながら快心の出来栄えでした。

今回は上州から流れてきた神龍一党。その親分の情婦だった女が自分の子供を真人間に育つように噂の同心八巻様の家に捨てる所から始まります。

八巻家には美鈴という女手がありはしますが、美鈴は腕は立つものの赤ん坊の世話はからっきしです。こういう時に頼りになるのが三右エ門の親分です。乳母をどこからともなく見つけ出してきて八巻家に投入します。

ここへ神流一味のものが、赤ん坊の産着に宝の地図を縫い込んだという母親のデマに騙されて侵入します。さすがに素人ではなく館に入るまで美鈴にも気配を感じ取れなかったのだというのですが、さすがに洗濯台に登ったところで気取られて小柄を投げつけられて見事に手を串刺しにされてしまいます。

さすが、美鈴!

カッコイイ!

そこからはいつもの展開です。

悪党一味は美鈴の技を、さすがは名うての八巻と勘違いし、八巻自身はいつもの通りですが無事に事件は解決され、いろいろの伏線は全て収まるべきところへ収まります。

あー、なんと心優しき予定調和。

 

SMSエムデンをソロプレイする

1月の課題に挙げたコマンドの新作ソロプレイゲーム。

ルールを二読してから取り組みましたが、いざ始めると判らないことだらけです。

まず給炭船関係のコンポーネントが判りませんでした。

マップ上に該当船の大きめのカウンターを置きます。

小さい方のカウンターは給炭船の分離・合流シークエンスに置きます。

それとは別に航海日誌シートに給炭船タイルを置けと書いてあります。これが見つけられない。タイルという用語が良くなくて、タイルと言われると厚みのある硬いマーカー/ユニットだと思って探したのですが、結論としては任務ミニカードと同じサイズのミニカードなのでした。思い込みで探していると目に映っていても認識できないというヤツです。

実際のプレイに入ってからは、まず遭遇チェックの仕方が判りませんでした。マップ上のマーカーを任務でめくって、その列を参照するのですが、その時のコラムが判りません。

少しややこしくて、解決済み任務数と、拿捕した商船ポイントによって決まるコラムの、より右側を参照するのだそうです。

任務の解決と言う話しが出てきましたが、初期配置にある「デュプレクス捜索」をどうやって達成すれば良いのかも判りません。デュプレクスを沈めなくとも、ただ発見すれば良いとカードの明確化に書いてあるのですが、商船ではない(フランス駆逐艦)ので、どうすれば出会えるのかが判りませんでした。

今回のプレイを踏まえてルールやチャートを再検討してみましょう。

それはそれとして、めくっていくとラングーン砲撃という任務が出てきて、これはラングーン任務海域へ進入してラングーンの砲台を砲撃して無力化すれば良いのだと、ずっと想像が付きやすい。ただ、砲台と戦闘をする方法が必要なので、そこがまた調べものになります。

まぁ、いろいろな任務があるので一通りの任務を全部やってやり方が把握できるまで、ルールブックと首っ引きなのは致し方ない所でしょうか。

そこが、スムーズに進むようになったら、その先に、どういう作戦を取るかと言う意思決定の面白さが出てくるのかと思います。

もう2、3回は、懲りずにソロプレイして学習度を上げる必要があるのかと思います。デュプレクスはBGGで質問しようかと思っています。

12月のNHK杯囲碁トーナメント

すっかり遅れてしまいました。

4日の解説は孫七段で、これについては既に書いた通りです。

11日の高尾vs富士田戦は武宮先生でした。この碁は富士田七段の勝率が90%を越える所まで行ってからの逆転でした。なぁーんだ、AIの勝率表示って全然アテにならないんだと思いました。実は同じことが12月にもう一回あり、個人的にはAIの勝率表示はすっかり信じなくなりました。

18日の村川vs鶴山戦は今期2回目の倉橋先生でした。二回出てくるほどに解説が素晴らしいという風には思っていないのですが、どなたか予定の先生がお断りになったのでしょうか?

25日の許家元vs張栩戦は蘇陽国九段。張九段の盟友と言うことでの登板でしょうか。

1月には解説の大ボスである石田先生が登場します。そうすると、今期の決勝の解説はどなたに頼むのでしょうか? もう一回、石田先生?

個人的には片岡先生を推したいですが、ネームヴァリュー的に少し弱いでしょうか。

〇ふしぎの国の犯罪者たちを読む

山田正紀のクライムノヴェルと思って読みましたが、確かにそうではあるのですが、ちょっと雰囲気が違いました。

六本木にあるバー「チェシャーキャット」では、お客たちは本名や職業を明かしてはいけないというルールをママが厳格に適用しています。

そこの常連の冴えない中年の兎さん、ちょっと腕の立ちそうな帽子屋さん、学生と思われる眠り君の3人が、最近世間を賑わしている現金輸送車両警備の現金輸送車を襲撃する計画をゲームとして立案し実行するのが第一部です。

この計画はなんと無事に成功してしまいます。

ところが、それを知っているという荒事師の三人組に脅迫されて誘拐事件の現金受け取り部分を上手く仕上げて見せろと脅迫されて、どういう落ちを付けるかに腐心するのが第二部です。

メンバーの一人の帽子屋さんが古い友人に絶対に勝てる賭博があるから協力してくれと言われて苦悩するのが第三部。

そして、一連の事件の糸を引く黒幕が誰であるかの謎解きがされるのが第四部です。

終って見ると、非常に後味が悪く、ゲームだと思っていたのが、実は政治の手妻に利用されていて憩いの場であったチェシャーキャットも失われてしまいます。そういう意味では夕暮れ時に遊び疲れて家に帰るときの物悲しさが漂うエンディングです。