１９９９年にハードカバー、２００１年に文庫化されたものを今になって読んでいる。前作の「戦闘妖精雪風」は、掲載誌のＳＦマガジンでリアルタイムで読んだ懐かしいシリーズ。 ６００ページを越える大作だが、これもあまり重さは感じなかった。ただ、愛着の…

世間のペースより周回遅れで読んでいる感じだが、映画第４作の情報も伝わってくる中、ついに読み始めた。読み始めたら今回はアッという間だった。１巻の３倍というボリュームも何の苦もない。ここまでのシリーズ中でベストの出来栄えだと思う。 全７作の中で…

「アップフロント」を結局「パトロールシナリオだけのゲーム」にしてしまう挫折例で多いのはシナリオＣの要塞奪取ではないかと思う。実はわたしもそうだった。Ｐちゃんと遭遇して、ランダムシナリオ設定ルールでいろいろなシナリオをともかくどんどんやるよ…

シナリオＢは市街戦。アップフロントでは、「パトロールしかやっていない」、「他もかじったが結局はパトロールしかやらなくなった」という人が少なくとも当時の日本では多数派だったと記憶している。 なぜそうなるのかの分析の意味でＡとＢを比較すると、 ●…

ギークリストの「２０年間の革新的なウォーゲーム」を偶然発見したが面白い。http://www.boardgamegeek.com/geeklist.php3?action=view&listid=6351 １位が「アップフロント」。今でこそカードドリブンが妙に持てはやされているが、そもそもカードをプレイを…