2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

夏ドラマ展望

ゲームは、デザイナー勝負。ドラマは、脚本家勝負と個人的には思っている。 で、脚本家の活動情報から、夏ドラマの気になるものをピックアップしてみた。 尾崎将也:吉原裏同心。 「結婚できない男」、「ブラックプレジデント」、古くは「夏子の酒」の尾崎脚…

アジアクロスロードのルールを読む

「ゲームの旬は買った時」だと本来は思うので、早速ながら読んでみた。 スクエア方式のマップを使うことから「7年世界戦争」と同じシリーズと言う説明を英文でどこかで読んだのだが、率直に言ってそんなことはない。 ゲームシステム的な議論としては、むし…

春ドラマまとめ

4−6月期が終りました。 結局、最後まで見たのは、「ブラックプレジデント」と、「最後から二番目の恋2」の2つだけでした。後は再放送の「カーネーション」は引き続き絶賛視聴中です。 「ブラックプレジデント」は、面白く見られましたが、意外に視聴率が…

○囲碁界の真相を読む

棋書:■■■■○○○○○○ 詰碁:■■■■■○○○○○ 洋書:■○○ 今年の目標管理です。リアルタイムでは6月末ですので、半分来ていたい所です。意外なことに詰碁が一番進んでいてオンスケ。棋書は一冊遅れですが、読みかけが一冊あるのでまずまずです。洋書は、グレインヌを…

☆覇者の戦塵:激突シベリア戦線上を読む ネタバレ注意

久しぶりの覇者の戦塵です。 上下二分冊ですので、いつもは纏めてですが、事情により下巻は先送りなので。 シベリア戦と言いますが、上巻はそこまで行きません。 この世界ではアリューシャンで一戦交えてから太平洋戦争が始まっているのは、愛読している方な…

コマンドマガジン117号を入手する

最近ちょっとしたブームになっている印象のレニングラード戦。 付録ゲームは、1976年のヤクトパンテル出版の「レニングラード包囲戦」。 うーん、知らないです。 1976年のウォーゲームと言えば、「ウォーアットシー」とか「PGG」があります。うー…

「月9」最低記録に思う

「極悪がんぼ」が、月9の単回最低視聴率を記録したそうだ。 主演の尾野真千子は芸達者だし、脚本のいずみ吉紘も器用な人だと思うので、このワースト記録更新は少々意外だ。とは言え、かくいう筆者も第1回を見て、「これはとても付いていけない」と脱落した…

南北戦争ファンには是非プレイして欲しいシリーズ

延々と書いてきましたが、以前に「リー・テイクス・コマンド」の時にも書いたように、このシリーズは今までのウォーゲームでは軽視されていた南北戦争の諸要素を良く表現していると思います。 「リー・テイクス・コマンド」のようにフォッグオブウォーを利用…

騎兵偵察と補給線遮断

南北戦争時代の戦争で重要であったと思われながら、ウォーゲームではそれほど活躍しない兵科に騎兵があります。ナポレオン戦争と違って、騎兵突撃が戦闘の最終的な成果を決定する時代は終わっていました。 しかし、騎兵の突出した機動力と、それを利用した偵…

北軍の作戦

以上、第一選択肢を持つ南軍を中心に語ってきましたが、当然ながら相手の北軍も同様の作戦指針の悩みがあります。 北軍は自分で勝利条件を選べないので、南軍が何を選んだか知りたいと言うのが第一です。しかし、このゲームでは敵のユニットは大量のダミーを…

もっと複雑な作戦

上述の作戦の変形として、北はハリスバーグに向けて前進するが、南側は東への前進は自重してハーパーズフェリー周辺で補給ポイント収集すると言うのもありそうです。北軍が両方を阻止するべく分かれてくれれば、これでも意図は達成できます。この場合は補給…

軍事的成果は無理か?

直感的には軍事的成果が一番難しい印象を受けます。北軍の総兵力は南軍を上回っているので、盤の中央部で総力決戦になると勝つのは難しそうです。ちなみに、史実のゲティスバーグの戦闘は、正にこのパターンになった訳であり、史実は北軍が戦略的に勝利した…

霧の中の作戦設計

昨日の事情があるので、プレイ開始前の作戦設計の駆け引きが非常に重要になります。特に作戦目標を自分で選べる南軍は、選択権があるだけに良く考える必要があります。 まず事前に得点目標を概算して置く必要があります。一番見積りやすいのは補給目標です。…

グレートインベージョンをソロプレイする2

昨日の続きです。 グレートインベージョンにおける南軍の3つの勝利条件選択を中心にした作戦の駆け引きの一端です。

グレートインベージョンの焦点

このゲームの最大の特徴は、戦場の霧の濃さです。 ユニットは裏向きで配置され機動します。かなりの数のダミーユニットが用意されており、あたかも空母戦ゲームのように盤上で増殖し分散していきます。 それになにより、進入してきた南軍の作戦意図がチット…

グレートインベージョンをソロプレイする1

CWCSシリーズの第1作です。 CWCSと言われても、筆者でさえ何のことかわかりませんでした。COA社のCivil War Campaign Series の略称です。 南北戦争のゲームは、個々のバトルを扱うゲームが古くから主流でした。GBACWは、その中で最も有名…

○空襲警報を読む

ベストオブ・コニーウィリスの後編になる。こちらはシリアス編。 この纏め方には難点がいくつかある。 まず、タッチが近いものが集まってしまうので変化に乏しくなる。また、ウィリスの18番テーマである、ロンドン大空襲ものがかぶってしまっている。5編…