2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

2月の新日本プロレスを見て思う

うーんと言う感じです。 1・4東京ドームをビッグイベントとして盛り上げるならば、そこで戴冠した王者にはそれなりの重みがあってしかるべきと思います。 ところが、2月にIWGP王者の棚橋、タッグ王者の柴田、後藤、NEVER王者の真壁とバタバタと…

○第16期棋聖決定七番勝負を読む

棋聖6連覇を果たし藤沢名誉棋聖の記録に並んだ小林棋聖が、次に迎えた挑戦者は山城宏九段だった。 棋聖戦は非常に特殊な棋戦で、山城が登場するまで七番勝負の登場棋士は全員が名人か本因坊の経験者だった。実力者が幅を利かせて若手の台頭を許さない棋戦だ…

ジャッジ! を見る

地上波初放送だそうで、見ました。 視聴率的には、惨敗だったとネットニュースで叩かれていました。 しかし、実際に見た感想としては、近年の邦画の中でもトップクラスの面白さだと思いました。思わず、続けて二度目を見てしまったほどです。 広告業界のパロ…

うーん、シナリオ設定が?

ルールをいろいろとチェックしながらでも1時間半で終りました。やることが単純すぎて、作戦的な妙味は両軍ともにありません。練習シナリオの意味しかないようです。 本システムは、陸戦や海戦の任務を中心に、それに対する迎撃や制空戦闘で航空戦を実施する…

カートホイール作戦:ビスマルク海海戦をソロプレイする

懸案だったATOのカートホイール作戦の入門シナリオです。厳密には、空戦だけ、海戦だけのシナリオが、さらに手前に用意されているので、フルシステムでの一番手軽なシナリオと言うことになります。 カートホイール作戦のキャンペーンは43年の7月以降に…

ナポレオン・オン・ダニューブを入手する

最近、めっきりナポレオニックです‥(^_^; 1992年にニューイングランドシミュレーションから出たゲームです。 発売当時、真冬のウォーゲーム界にあって、結構、評判になった作品です。SPIのナポレオンズラストバトルズのシステムで、ワグラム戦役をプ…

☆オールクリアを読む

オールクリア二分冊、合計1000ページを読了しました。 リーダビリティは圧倒的に高いのですが、それにしても1000ページは長い。ブラックアウトから数えると1700ページ。文庫本にすると倍近くなりますから400ページの文庫本8分冊とか‥(^_^; …

冬ドラマ:中間報告

結局、月曜のデート、火曜のゴーストライター、徒歩7分、水曜の残念な夫、金曜のセカンドラブと言う顔触れになりました。木曜が空きましたが、火曜に二つあるので重いのは事実。で、マッサンが続いていて、大河は脱落。 古沢脚本のデートは、さすがの出来栄…

茨城会:コルトエクスプレスを対戦プレイする

「30年戦争」を19:30に打ち切ったので、もう少しだけゲームをして帰ることに。 moritaさんに、新作「コルトエクスプレス」を教えてもらいました。 題材は、西部劇の列車強盗。プレイヤーは、それぞれ単独犯の列車強盗で、奪った金額を競い合い…

ゲームジャーナル54号を入手する

茨城会の前日に到着しました。 ついに、故越田一郎先生の代表作、アレクサンドロスの遺産が復刊されました。 デベロッパーズノートを見ると、オリジナルと同じではなく、いくつか改良を目指して修整しているようです。 また、戦術テイストを導入したそうです…

茨城会:30年戦争を対戦プレイする

先般の千葉会で、非常事態で流れてしまった対戦です。 筆者がプロテスタント、提督さんがカソリック陣営。 序盤は、プロテスタント側はマンスフェルト隊長でライプツィッヒを襲撃してサクソンを粉砕します。他方、カソリック陣営は、ヴァレンシュタイン隊長…

英文レビュー:ロンドンズバーニング

Designer : Ben Knight Publisher : Avalon Hill Year : 1995 Components : 1 map, 2 countersheets, rulebook, 6 dice I believe that Ben Knight is one of the important designers in late Avalon Hill wargames. Then he moved to XTR and designed “Vi…

カートホイール作戦

延々と懸案として残っているATO2008の「カートホイール作戦」。 拡張キット「将棋」を入手したことでもあり、この機会に是非とも稼働したいと思っている。 筆者は、太平洋戦争と言えば、チリ対ペルー、ボリビア連合の硝石戦争のことと言うマイナーテ…

ロンドンは燃えているの魅力

1ターンプレイしただけで書くのは危険ですが、本ゲームの魅力を考えてみます。 バターフィールドのRAFは、同じ題材を同じくソリテアにしていますが、エリア式のマップを採用して、何処を戦略的に守るかの意思決定に重きを置いています。 対して、ナイト…

それにしても良く負けなかったもの

一日しかプレイしませんでしたが、ドイツ軍の空襲頻度が高いのには参りました。空襲なしのチットを一度も見なかったので、初日から4空襲を受け3回目までは2機で全力出撃。3段階疲労すると睡眠で回復しきれないのですが、そうも言っていられません。良い…

ロンドンズバーニングをソロプレイする2

昨日の続きです。 と言っても同じ日に書いた物を分割したのですが‥(^_^; ちなみに昨日の画像は、オールクリアーで重要な場面の一つ、セントポール大聖堂。 今日の画像がどこなのかはわかりませんでした‥(^_^; でも、一部の面の壁だけが書割のように立ってい…

ロンドンズバーニングをソロプレイする1

コニー・ウィリスの「オール・クリアー1」を読んでいます。空襲下のロンドンを焦燥感を持って走り回る話しを読んでいると、バトルオブブリテンのゲームをやりたくなります。 で、一番手軽で手堅いのは「RAF」なのですが、懸案処理も兼ねて「ロンドンズバ…

千葉会:国内戦役1814を対戦プレイする

「バタイユ・ド・ヴォーシャン」が、不完全燃焼で終ってしまったので夕方から「国内戦役1814」をプレイしました。規模は違いますが、同じ戦いですね(笑)。 当方は、ヴォーシャンに引き続き連合軍を担当しました。細かい展開は記録しませんでしたが、ざ…

千葉会:バタイユドヴォーシャンを対戦プレイする

千葉会@森のホール21で、DRAGOONさんと対戦してきました。 10時集合で、17時までプレイして、ゲーム内時間で1時間(3ターン)ほど過ぎた所で、放棄しました。 結論としては、対戦ゲームとしての魅力に乏しいという整理です。 ヴォーシャンは…

バタイユドヴォーシャンをソロプレイする

抄訳ができたので、頑張ってソロプレイしてみました。 シナリオ1の最初の1ターンだけですが‥(^_^; プレイしてみると、いろいろと判ることがあるものです。特に、具体的な突撃、移動、射撃、メレーの時にどういう手順で、どういうパラメータや表を使って進…

バタイユドヴォーシャンの抄訳を作る

いや、英文を読んでマーカーするだけでは頭に入り切らなくて作りました。 作ると何となく判ったような気がするから不思議です。 それにしても、精密戦術級ゲームの宿命ですが、ルールは多いですね。 あと参照する諸表が多いのも特徴です。ツクダのゲームを思…

☆ねじれた町を読む

日本SF全集‥でのピックアップ本です。 眉村卓のジュブナイルSFは、それだけで1サブジャンルと言ってよいほど完成度が高く、作品数も揃っています。ねらわれた学園、未来からの挑戦、謎の転校生などは、映像化もされて非常に有名。 そんな中で全集では少…

×ホテルローヤルを読む

「鍵のない夢を見る」に続いて最近の直木賞受賞作です。 釧路湿原に建つラブホテルを舞台にしたオムニバス作品。作品間には登場人物の繋がりがあり、ラブホテルの開店から閉店までの歴史を断面図のように切り出しています。 そういう意味では面白い作りにな…

ロシニョール:ヴェクトリス8000Q

実家から発掘された2本のロシニョールのラケット。 なんと懐かしい。ヴェクトリスシリーズの中級機種8000クォーツ。それも販売広告がガット面に吊るしてある未張り込みの完全新品。渋谷のエディーで買ったもので、当時使っていたヴェクトリス9000D…

○麦撃機の飛ぶ空を読む

ヒヨコ舎と言う聞いたことのない出版社から出ていた神林長平のショートショート集。 余白や字間の広い版組なので、少々、中身は薄い感じです。 しかし、ログインや小説推理増刊号と言った、なかなか読み集めるのが難しかったものが一堂に会しているのは価値…

×SFマガジンいまこそPKDを読む

知らない間にPKDの特集号が出ていたと聞き探しましたが、既に入手困難。 そうしたら地元の図書館にありました。 で、読んでみたのですが、うーん、これはちょっと軟派に過ぎるまとめ方かなと思いました。 総選挙1位が、愛する「ユービック」だと言うのは…

国内戦役1814をソロプレイする

「バタイユ・ド・ヴォーシャン」に向けて、1814年戦役の全体像の復習としてソロプレイしました。 今回は、連合軍がノルマぎりぎりのペースで重要都市を辛うじて確保する展開が続きました。タイトロープではあったのですが、結果として第5ターンにフラン…

×SFマガジン700国内編を読む

アンソロジストとしての大森氏を全く信用していないこともあり、図書館で借りて済ませました。正解でした‥(^_^; SFマガジンは、こと日本SFについては「覆面座談会事件」、「太陽風交点事件」などの禍根もあり、日本SF史の根幹を担ってきたとは言いにく…

×鍵のない夢を見るを読む

と言うことで、ようやく辻村深月の直木賞受賞作です。 さくさく読み終りました。 オムニバス作品ですが、作品間には人物にも舞台にも共通性はありません。 出てくる犯罪は、万引きから、放火、さらには殺人といろいろです。例によって女性の心理描写を明晰に…

バタイユドヴォーシャンのルールを読む

原文で一読しました。 正味20ページくらいと、雑誌の付録ゲームと見れば多いです。天下のバタイユと思えば、このくらいで良かった‥(^_^;‥と言う感じでしょうか。 フォーメーション関係のルールが非常に多くて、ここらへんを整理した要約を作らないとプレイ…