2017-12-14から1日間の記事一覧

○月と太陽の盤を読む

宮内悠介です。 連作短編集になっていて、副題が碁盤師吉井利仙の事件簿です。 ミステリーに分類される本ですが、率直に言ってミステリーとしてはイマイチな感じです。 しかし、冒頭の青葉の盤は碁盤小説として、巻末のサンチャゴの浜辺は碁石小説として、す…