アルジェリアをソロプレイする

ソロプレイしてみました。
うーん、とっつきの悪いゲームです。
概念が非常に特殊なので、それをどうやって運用するのかを理解するのが難しいです。
ルールブックを読んでわかったつもりになっていても、いざプレイを始めようとするとどうして良いのか見当が付きません。
マップはポイント式で、各ポイントに、ゲリラの潜伏ボックス、フランス軍のパトロールボックス、ミッションボックス、完了ボックスがあります。
プレイの指針となるのは勝利条件ですが、基本的に両軍の民衆支持ポイントを争います。一方の支持がゼロになると他方が勝利します。
ゲリラ側はプロパガンダ任務で支持を拡大し、支持が最大値に達すると今度は政府の支持値を減少させます。これがゲームのメインエンジンになります。
プロパガンダ任務は、都市部、郊外部でしか実施できず、1ターンに1箇所で1回しかできません。ですから、都市、郊外の様々なポイントに浸透することがゲリラの第一目標です。
対するフランス軍の対抗策ですが、平和化任務でゲリラの支持を下げることができます。しかし、これはゲリラのプロパガンダに比べて効率が低いので、やはり本命は浸透してくるゲリラを掃討することです。
対抗してゲリラ側も攻撃に出られるのですが、攻撃方法は都市テロに限られていて、戦果が挙がると支持が下がります。都市テロは正規軍に対して効果的ですが、市民の反感を買うのです。
ここらへんの仕組みは、非常に良くゲリラ戦の本質を再現していて良くできていると思います。
ただ、普通のヘクスウォーゲームからは全然概念の共通性がないのでわかりにくいのです。
詳しくはまた明日。