千葉会:13daysを対戦プレイする

bqsfgame2017-12-22

空戦ゲーム仲間のWilandorさんが、「13days」をと言うので顔を出してきました。
キューバミサイル危機のもっとも緊迫した13日間を扱うカードドリブンゲーム。基本的な仕組みとしては、「トワイライトストラグル」直系です。
キーポイントとしては、カードは米軍、ソ連、国連の3種類。自軍カードと国連カードは、アクションかイベント使用かの二択。敵軍カードはアクションカード使用の一択で、アクション実施前に相手イベントが発生してしまいます。
で、トワストでは、困った敵のイベントは宇宙開発に送り込めましたが、それに該当する特殊イベントがなく、代わりに5枚ディールで4枚プレイし、残った一枚を伏せて置きます。このカードは終了時にオープンして、両軍のアクション数を数えて、多い方に2VPが行きます。大体において困った敵のイベントは、アクション数の大きな敵のカードなので、埋めると終了時のオープン決算では勝てなくなります。その2点を捨ててでも、埋め殺したいイベントがあるかと言うと、結構、あります。
トワストでは、デックに埋まっている地域決算カードが出た時に地域ごとに決算でした。本作は全3ターンしかなく、毎ターン、決算地域カードを3枚デックから引いてきて、その1枚をお互いに選びます。で、その2ヶ所についてターンごとに決算されます。
影響ポイントはキューブで置いていくのですが、有限資源なので、マップに気前よく配置してしまうと、手持ちがなくなって身動き取れなくなったり。
また、マップにキューブを配置すると緊張度が上がるシステムになっており、軍事、政治、メディアの3つのいずれかで緊張度最大になるか、3つ全てで緊張度中以上になると核戦争を起こしてしまって敗北になります。
VPを取るためにはキューブを置きたい。でも、やりすぎると核戦争になって敗北してしまうというジレンマの中、短いけれども濃密な13日間をプレイします。
これは1時間くらいで終わって、面白い。「江戸幕府の黄昏」を上回る短時間濃厚系カードドリブンゲームの登場です。これは持っていて嬉しいゲームですね。
対戦の方は、USSRを持って最終ターンにケネディが核ミサイルを撃ちこんできたので勝利しました。核ミサイルを撃ちこまれて死んでしまって勝つのは嬉しいのか微妙。