ラヴレターズを見る

bqsfgame2018-02-25

松井玲奈尾上右近の朗読劇です。
六本木EXシアター。六本木ヒルズの乃木坂側、道路渡ってすぐです。
2人の朗読劇の箱としては、ちょっと大きすぎる感じ。若干、空席が残っていました。
2人だけで2時間、途中で15分休憩、衣装替えです。
小学校時代に同級生の女の子の誕生日パーティーに招待された返事から始まり、子供の2人のラブレターやりとりを朗読して行きます。
想像していたのと大分ちがっていました。前半最後には、それぞれが別の人と結婚することが明らかになります。そして、怒涛の後半。半世紀を越える手紙の遣り取りだけで、2人の人生を浮き彫りにする、想像よりずっと重い作品でした。
前半は白のワンピース、後半は黒のノースリーブでした。玲奈ちゃんはもともと姿勢が良いのですが、特に前半は綺麗な佇まいで座っています。後半は衣装替えと共に、座り方も少し崩して座ります。どうしてそう見せるのかは、ネタバレなので自粛します。
アンコールの2回目で引っ込む時に、手を取ってもらうのに手を裏表逆に出してしまい笑いながら下がっていくのが印象的でした。そして、場内照明が点いて、それでもなりやまない拍手に3回目のアンコール。最後に、右近君が両手を広げると、一拍遅れて玲奈ちゃんが飛び込んで行ってハグして終りました。
思えば、玲奈ちゃんのキスシーンは愚か、ハグシーンも初めて見たかも知れません。
舞台として非常に面白かったので、別演者でも良いのでまた見に行きたいものです。ロビーに歴代演者の写真がありましたが、良さそうだなと思ったのは、松下由樹鶴見辰吾。後半は、結構、年齢が進んだ役を演じるので、さすが大人びた玲奈ちゃんでも、少々、無理を感じましたから。