新作状況:ギークの動向

クリスマス商戦向けにいろいろと大作が出揃ってきて賑やか。既にコメントがかなり付いたものもあるので、特にネガティブ気味のコメントから各ゲームの弱点を気にして読んで見た。二次情報からの整理なので、そこはその程度の精度ということで‥(^_^; 評判の良さそうなものから順に。

●クラッシュオブザキング
「ゲームオブスローンズ」の拡張だが、もともとヘヴィーなゲームをアンプレイアブルにしてはいないかと不安視していた。しかし、コメントを見る限りに置いては問題は特になさそうで、オリジナルの重さに耐えられるのであれば実物を見て個々のサブシステムを取捨選択すれば良さそう。

●ウォーオブザリング
「シミューレーションとしては10、ゲームとしては6」というコメントが非常に印象に残った。プレイタイムは4〜6時間、ルールは多く、コマはルックス重視で機能的とは言いがたく、プレイに当っては運の要素が大きく特にカードデックに振り回されるという。しかし、それでも指輪世界にどっぷり漬かりたい人には申し分ないらしい。ゲームとして遊ぶ意図でない人向けという意味では、正にSPIの指輪戦争の正統な後継者登場と言うことだろうか。これは一度プレイしてみなくてはと思わされる。

●ヒーロースケープ
そろそろ子供とウォーゲームや作戦的なゲームを‥という層にはジャストヒットらしい。ただし、ダイス振り合戦で運の要素が大きく、一部のユニークキャラクターが強烈に強くて戦術を競う部分が薄くなっているという指摘も。地形タイルの出来栄えには広い支持が寄せられている。

●ベトレイヤル・アット・ハウス・オンザヒル
ヒーロースケープより評判は芳しくないようだ。欠点はヒーロースケープと同じようなところで、運の要素が大きい、マルチシナリオのようであまり変わり映えがしない、ダンジョンものの良くあるゲームなど。裏切り者がいるというところが面白く機能していればと思って説明を読んだのだが、そこは不発だったのだろうか?