リン・ウィリスのローズオブミドルシーの基本ゲームをソロプレイ。このゲームは半ば水没した北米大陸を中心としたマップで、ナフア、メキシコ、トランスワイオミング、ウォーダムの４カ国が争う。今回は規模の小さい２カ国のシナリオをプレイしてみた。
システム的には同一へクス戦闘、２ヘクスまでのインターセプトレンジありという古代戦の作戦級あたりで良く見るゲームシステム（たとえばドルイド）。スタック制限が１２〜１５ユニットという当りも凄い。少数の精鋭スタックが広いマップを動くような展開になり、トップユニット以外は見せる必要がない限定情報なのでフリードリヒ大王などに通じる醍醐味のゲーム。その意味では互いの兵力がわかっているソロプレイ向きではなさそう。プレイアビリティや、特異な設定は好感が持てるが、基本ゲームでは一部に根強いファンがいるというほどには感心しない。
しかしこのゲームには上級ルールがあり、そこには赤い月と白い熊を思わせるような魔法やクエスト系の仕掛けがあるようなので、そこまで読んでプレイしてみなくては評価は時期尚早だろう‥(^o^)
