既に諦めていた３Ｗのローマ初期の諸戦争をシナリオ式でプレイするゲーム。ポイントトゥポイントに戦術マップをセットにした作りで、６つのローマの敵がローマと対決する様を描く。ローマの外敵側の視点のタイトルというのは、ハンニバル以外では珍しい。
６つのローマの敵とは、Brennus, Samnite, Alexander the Great, Pyrrhus, Hannnibal, Belisarius。６つの内の５つまでが共和制時代、うちアレクサンドロスは仮想戦となっている。
ＲＲＲ、ソードオブローマが相次いで登場して共和制ローマ時代に最近スポットが当っている気がするが、この作品はその時代を描いた貴重な先達だろう。ルールエディティングには、「バーバリアン」を執念で復刻したキース・ポルターの名前があったりして、なるほどこの時代に執着のある人が関わっているのだなと納得する。
それにしても戦術マップがあるとは知らなかった。思ったより重い感じだが、６つの敵との戦争を個々に俯瞰できるという意味で、ソードオブローマとはまた違った意味で興味深い‥(^o^) 是非ともプレイしてみたいものだ。
