moonゲーム倉庫:丘の上の裏切り者を対戦プレイ

bqsfgame2005-03-13

ゲームギャラリーのHALさんが久々に上京、moonさんのゲーム倉庫で迎撃会ということで、急遽だが参加してきた。先ず、HALさんのリクエストにより、しばらく前に発売され話題になった「丘の上の裏切り者」をプレイした。
館に探索に入ったプレイヤー、探索でタイルが引かれてアイテムやオーメンが登場、オーメンの数が増えるとホーントチェックが行われる。チェック条件が成立すると、オーメンの種類と出た部屋のクロスリファレンスでシナリオが決まる。プレイヤーの中の一人が裏切り者になり、そのプレイヤー(および手先や仲間)と、残りのプレイヤーの対決ゲームになる。状況設定は50種類もある。
着想は面白くシナリオブックをパラパラとめくっていると非常に楽しそう。ところが実際にプレイするとGMなしの競技用ゲームとしてはルールの規定が曖昧なところが多く、今一つ。特に一人で残りの全員を相手にする裏切り者側としてはルール論争になると嬉しくない気がした。
GMを付けて遊ぶという話しも出たが、GMを付けるのならもっと他に遊び方があるだろうし、GMなしでもできるというところが売りならもっとキッチリ作るべきだろう。あとシナリオに出てくる様々なアイテムやモンスターなどを全てマーカーにしてある。しかし、これは種類ばかり多すぎて探す手間ばかり掛かっていただけない。出てきたときに説明のカードに対応マーキングを置いて示せば十分という気がした。また、折角全部を用意しても小さなマーカーに文字が書いてあるだけでイラストもない。どうも要らぬところに力を入れて、しっかりしていて欲しいところはイマイチという気がした。
着想が面白いのでノリの良い面子が揃えばまた遊んでも良いが、勝敗を議論するには及ばないかも知れない。ちなみに今回は、狂人がスペクターを招き入れるシナリオ。狂人そのものが強くて完敗。