アレシアをソロプレイ

bqsfgame2005-09-26

GMTの「アレシア」を三連休中はソロプレイしている。
最初のソロプレイでは、ローマ軍の配置が不味く、包囲陣の北西に開いているギャップからウェルキンゲトリクス部隊の脱出を防ぐ手立てがなくなってしまって終了。
AHの「カエサル」もそうだが、ローマ軍の初期配置は良く考えて行わないとゲームが崩壊してしまう。いくつかポイントが見つかってきたので書いておきたい。
●ウォーターフィルドディッチはフィルインしない限りは通行不可である
●内側のガーデンオブデスの3ヒットは極めて凶悪である
このため適切に防御施設が組み合わされて構築されているところでは、ローマはそれほど突破される心配をする必要はない。したがって、ガリアの狙い目は北西に開いているギャップになるのだが、ここへの突破に対して優秀なレギオンと、射撃兵器を設置して置くのがどうやら定石のようである。これがわかっていなかったので崩壊してしまった。
ローマ軍の配置では外側のランパートにはユニットを一定密度で配置することが規定されているのだが、内側には義務がないので、どこを疎にして部隊を搾り出してギャップ対策するかが重要になってくる。
また、ローマの城砦が完全に閉じておらずオープンエンドになっている領域が北西のこのギャップに隣接して存在しており、外からのガリア救援軍の狙い目も此処になる。ここに圧力を掛けられたときにローマ軍は包囲陣の中を兵力をシフトして応戦しなければならない。このシフトによって守りが薄くなったところにガリアの救援軍の別働隊が正面から突進することはありえそう。
ガリア部隊は1ユニットに1個ずつ与えられているフィルインを使用することで、ガーデンオブデスやディッチを埋められる
●乾式防衛設備へのフィルインは火矢で燃やすことができる
この辺も重要で、ウェルキンゲトリクス部隊が東側の盤外から西側へ移動してくるとディッチが待っているのだが、ローマの射程圏外でなら余裕を持って作業できるので時間は掛かるが越えることは容易である。水障害へのフィルインは火矢で燃えないというメリットもあり、かなり確実に無効化することができ計算が立つ。
対してガーデンオブデスに対して外壁から突入してフィルインしても、ローマの弓兵が適切に駆けつけて火矢で対応してくるとなかなか思うに任せない可能性もある。
ローマのギャップへの備えが重厚ならばガリア側は脱出ポイントを他に求めることも考えられなくはなさそうだが、なかなか難しそうである。