ペンタゴンゲームズを入手

bqsfgame2005-12-16

あのジョン・プラドスがゲームをツールとしてアメリカの軍事を語ると言う企画書籍。表紙はケヴィン・ザッカーだったりする。なんとも凄いものがあったものだ。1986年のハーパーマガジンズ社からの発行。
ゲームは、ペンタゴンでのビューロクラシーを扱う「ペンタゴン」、軍事開発を扱う「R&D」、そして「サイゴン最後の日」の3つが収録されている。最後のものはヘクスウォーゲームだが、残る二つはかなり異色。プラドスの異色作と言えば、ノルマンディー上陸作戦の計画段階の駆け引きを扱った「オーヴァーロード・ボディガード」も印象に残っている。実は意外なほどイロモノデザイナーで、ヘクスウォーゲーム以外の切口の豊富な人だと思う。「第3帝国」が妙に有名になりすぎて全体像が理解されていないデザイナーかも知れない。