モスクワバーニングを入手

bqsfgame2005-12-25

英語版コマンド40号。コマンドは初期は購読していたのだが途中からビッグゲーム路線になってプレイできそうにないものが次々来てもどうしようもないかと思って止めた。この40号あたりはもう知らない時期なのだが、いま見て見ると1996年で、新しいと思っていたが結構古くもなってきている。
モスクワが中心に描かれたマップと言うのはWW2の東部戦線のキャンペーンでも良く見るが、そのマップ上で次のロシア内戦という架空戦をプレイする。ボンバ先生のお得意の架空史イロモノゲームの一つ。誌面の方の「病める熊」という記事が連動企画になっていて、当時の旧ソビエト連邦各国を俯瞰しているのが今になって見ると却って貴重であったりもする。
また、ダブルゲーム号になっていて、もう一つはブエナヴィスタ。巻頭記事はかなり詳しい米墨戦争の概観になっている。古い雑誌の付録ゲームを買うと、記事の資料性が意外なほどゲーム以上に重要だったりするのだが、これも米墨戦争の概要を知りたい人にはお薦めだろう。個人的にはそれほど関心ないのだが、続く南北戦争のウェストポイントの戦術教育などに直接影響した戦争なので「How the North won」などでも扱われていた。日本ではともかくアメリカでは結構史料もあって重要視されているのかも知れない。