コマンド67号を入手

bqsfgame2006-02-23

今号の特集は「古代帝国の興亡」。個人的には非常に関心のある題材なので読み応えがあった。いろいろと語りたい部分があるのだが、先ずは付録ゲームのはなしからだろう。
「カデシュ」は、英語版コマンドの初期の号の付録ゲーム。実は当時まだ健在だったTACTICS誌で、「COMMAND」という雑誌が最近スゴいというのを読んでTyBombaにeメールで購読依頼をして買い始めたら最初に来たのがこの号だった。英語を読んで早速プレイし面白かったというのが記憶の中でかなり美化されている。
その意味では思い出のゲームであり、日本語ルールになってプレイしやすくなったこともあり、相手がいればまたやってもいいかと思っている。ただ、古代戦の戦術級ゲームは当時とは事情が大きく変わっており、GBOH、SGBOH、ANCIENTなどの様々なゲームが登場、今では同じ戦いでも複数のシステムで扱われていたりすることも多い。
さすがにカデシュくらい古くなると史料がないこともあって、あまり見掛けないので今も希少性はあると思うが。ちなみにCOMMANDの巻末のゲームプロポーザルアンケートでは、このシステムを使ったメギドの戦いという提案があり、とても興味があるにアンサーしてアメリカまで送ったのだが実現はされなかった‥(^_^; 当時はまだ「GBoAlexander」の初版が出ていなかったのではないかと思うから、古代戦戦術級というゾーンのファンも開拓されていなかったし、メーカー側も重視していなかったのだと思う。
「草原の大戦車戦」の副題がついているが内容はその通りで、機動性の高い平原でチャリオットが走り回る賑やかな戦い。川やカデシュ、旧カデシュがあってアクセントが付いておりゲーム的なシチュエーションとしても興味深い。
ただ、古代戦戦術級ゲームとして、SGBOHにどっぷり浸かってしまっているので、似て非なる古代戦戦術級ゲームを頭にインストールするのが混乱しそうで少しだけ二の足を踏んでいる‥(^_^;