ブラックゴールドを入手

bqsfgame2006-03-03

NNNのついでに入手。ミシシッピバンザイと合わせた日本語版が既に出ているのだが、ミシシッピバンザイを持っているので重複がイヤで買っていなかった。英語版だが安く単体で買えたので‥(^o^)
NNNはミランダの架空戦史だが、こちらはXTRの本線(?)ボンバの架空戦史。どうしてなのかはわからないが、WW2で枢軸が完勝して世界を独日で二分してしまった。そこで始まる両雄による決戦‥というのが一連のゲームの背景。初版トゥモローザワールドが起点にあるらしく、その局面としてコマンド付録ゲームを利用した「トライアムフ・オブ・ウィル」、「タイガー・オブ・エチオピア」、そしてジップロックゲームの「ミシシッピ・バンザイ」と、この「ブラックゴールド」の4つがあるということらしい。
ちなみに「トゥモロー・ザワールド」の改訂版ビッグゲームは英語版コマンドの晩年に付録として付いた。この新版の方は一応持っている‥(^_^;
こう言っては何だが、「NNN」の史実から少しずつズレて偏差が拡大していく架空戦史は、それ自体が極めて思考実験的で、多少ウォーゲーマー向けに過ぎる気もするが興味深く読める。それに対してボンバの架空戦史は、吹っ切れてしまって良くも悪くもマンガチック。同じ独日世界二分割にしてもアドテクノスのそれは「NNN」的な思考実験があるのに、ボンバのはアッケラカンとしている。その意味では、いくつもある架空戦史の中で、個人的には一番優先順位が低いかなと思っている。
とは言え、その優先順位の低いボンバ架空戦史の中では、実はコレが一番やってみたい。メソポタミアの油田地帯はドイツ支配下になっているのだが、そこに日本帝国軍攻勢を掛けるという局面。量の日本軍対質のドイツ軍という構図になっており、ゲーム的には面白そう。と言うより、ボンバの架空戦史はマンガチックに過ぎて「ゲーム」としての価値で議論せざるを得ないのだが‥(^_^;