ニカラグア

bqsfgame2006-03-25

キューバが舞台でインスパイアされたゲームとして、VGの「セントラルアメリカ」があるのだが、既に手放してしまった‥(^_^; 亡くなられたKOSさんに「いつかやりましょう」と言われて書泉で入手したのだが、地域紛争の設定部分まで含めてルールブックが膨大で辟易してしまって手放してしまった。KOSさんは「やれば、それほど大変なゲームではないのですけどね」と言われていたが、やるまでが大変すぎるだろう‥(^_^; KOSさんは「これからの時代の戦争は、こうした形の(セントラルアメリカが提示するような)限定地域紛争にならざるを得ないと思うのですよ」と言われていて、それが「セントラルアメリカ」をプレイすべきゲームとして推す理由であったようだ。
さて、プレイできそうな中米を舞台にした限定地域紛争なゲームと言うと、しばらく前の「サイバーノート」のレビューの時にも話題にしたミランダのデビュー作「ニカラグア」である。
と言っても、このゲームもS&Tの当時の水準からするとルールの分量が多目で、ユニット数も300と通常の1.5倍と少々、気が重い作品だった。当時はミランダは無名の新人だったこともあって、「チトー」や「ブラッドツリー解放戦争」が好きな自分でさえ敢えて読みこなしてプレイしようとまではしなかった。いま見てみたら1988年の夏の号で、もう18年も前の作品になってしまった。ミランダのデビュー作として認識し直すと、一度はルールを読んで見なくてはいけないかなと思い直している。このゲームは、当時、結構、物議を醸したが、いまにして思うとミランダが応戦するので盛り上がったということもあるかも知れない。ミランダがゲームについて多弁であるのはデビュー当時からだったと言うことか。