RPGamer13号を入手

bqsfgame2006-03-26

今号は海賊特集と言う。思えば「海賊映画は当たらない」というジンクスがあり、ゲーム界でも海賊ものはあまりパッとしたものがないという印象だった。しかし、「パイレーツオブカリビアン」で、すっかりジンクスは払拭されたのだろうか?
SFものでも「アステロイドパイレーツ」とか、「スターヴァイキング」とか、いくつかそれらしい題材のものがあるし、「宇宙カタン」にも宇宙海賊が出てきたかと思う。ただ、ここらへんもヒット作と呼んでいいかどうかというと疑問が残る。
海賊モノがゲームとして当たりにくい理由の一つに、題材の都合からどうもラック要素が強いゲームに仕上がってしまうというのがあるような気がする。コツコツ堅気で稼ぐべき海賊ゲームというのは様にならなそうだし、自分が商船側で海賊に襲われるゲームというのも緻密なマネージメントで回避できるというのは妙な気がする。
艦対艦戦闘をやるなら、軍艦同士の方が面白そうで、商船対海賊船というのはどうかという気がする。かと言って軍艦で海賊船を狩るというのもなんだし‥。
そんなこんなで海賊がメインになる設定で面白そうなゲームというのが作りにくい気がしてならないのだが、そう言えば一つだけヒット作と呼んで良さそうなものが。以前に紹介した「スワッシュバックラー」が海賊船のソードプレイを扱っていてヤキントのアルバムゲームシリーズ中でも屈指の人気を誇っていた。そう言えばルールを読んだきりで結局プレイしていないのだが、機会を見つけてやりたいものだ。
話しが逸れたが、今号の付録ゲームは「アボルダージュ」で、以前の付録ゲームの「ファイティングダンジョン」と連結可能な同システムの接舷戦闘ゲームだという。その「ファイティングダンジョン」の方を見たことがないので、こちらを先にプレイしてみようかと思っている。これが良かったら、「ファイティングダンジョン」の方を探して見ようか‥。