サンダーズエッジを対戦プレイ

bqsfgame2006-05-09

もはやライフワークか???
FFGの初期作品の一つで魅力ある問題ゲームだった「サンダーズエッジ」を、問題構造解析までやってデベロップしなおしたローカル版のプレイ。
原型の面影は残ってはいるものの、プレイ中に1回しか使えないロケーション能力を毎ラウンド1回使えるようにし、全く機能していなかったコンスルフェーズのルールを全面的に見直し、これによって様々な能力も新ルールの下で不適切なものは全て新しいものに入れ替えてしまい、もはやオリジナルとの懸隔は著しく細かい部分やガジェットまでどこが違うのか説明しだすとキリがない状態になっている‥(^_^;
思えば1999年の発売当時からプレイして7年間で大体7回前後プレイしたかと思うのだが、ついにと言うか「ルール的にはこれで完成で良いのでは?」とプレイ参加者の合意が得られるところまでやってきた。個人的にも今回は、「こんなゲームになってくれれば‥」というイメージがほぼ実現できたという気がする。大変な労力を使ってきたが、報われたか‥という気がする。
プレイの方はセントールを占めたプレイヤーが序盤でミスをして弱小化、残る4人が周辺を4分割して進む展開。一番弱小なプレイヤーがセントールを持っていてくれるのは、他の誰かに渡るより良かろうと誰もが承認してなんとなく小競り合いと宇宙への進出競争になっていたのだが、ヒドラクラヴァックロック砲を手に入れたので試射してみようと思ったのが騒乱の始まりに。戦果が思うほど得られず、Oさんの反撃を受けたが、これは戦闘正面が狭くて互いに決め手なし。ところがこれに乗じてYさんが侵攻してきてこちらの都市の一つが孤立してしまった。しかし、そこにBさんがYさんを背後から攻撃。中央で暗黙の了解で生き残っていたFさんが大量の砲兵を中央に擁して賃貸方式で砲撃支援を行うとしたところ、Yさんがこれを購入してBさんに反撃。ところが、この砲撃で中央の防御が甘くなったところへ、Oさんが一気にセントール外周まで進撃。当方もYさんと和睦して一気にOさんの背後からセントール外周を陥れ、次の包囲に備える。させじとBさんがセントール外周に攻め寄せてきて、セントール外周は死屍累々。最後は結局、Fさんが奪回して大混乱の末に元のサヤに。しかし、各国の疲弊は激しく、もっとも疲弊していなかったYさんが当方との和平条約の期間が残っているにも関わらず裏切って侵攻してきてトップを奪取。しかし、最後は自国の防御が薄かったために伏兵Fさんのグリフォンの奇襲後方突入を受けて転落、結局、Bさんが勝利を収めた。