ついに登場イミグラント(外来生物)

今回の目玉は、これまでプレイへの装飾要素でしかなく、プレイヤーの作戦の醍醐味に役立つ新種やDNAを薄くしてしまうという理由で外していたイミグラントを入れてみたこと。現状、ローカルルールでは、バイオーム+新種+カタストロフィのデックから1枚、DNAから1枚の2枚を毎エポック引いていたのだが、過剰に強いのではと不評のSEXのDNA(毎ターン得られる遺伝子チップが倍増する能力)を抜いて、代わりに外来生物をDNAデックに入れた。このことは二重の意味でプレイヤー生物にきつく、先ず有用なDNAが得られる期待値が減少する。そして、外来生物が住環境をわずかであるが奪う。ただし、外来生物が草食動物の場合は、プレイヤーの草食動物にはマイナスにしかならないが、プレイヤーの肉食動物にとっては新たな餌である。しかも、外来生物は上手く適合した位置に嵌まってしまうと容易に置換されないので、今まで不安定な進化する草食動物を食べていたことを考えれば、ずっと安心して暮らせるようになる。
思えば、これまでのローカルルールのプレイではツータスカー(草食生存判定で有利)が有利説があり、これがビッディングシステムの導入に繋がったのだが、その原因の一つはイミグラントを抜いていたことにあるかも知れない。
ルール的には少々、疑問の余地も残るが、プレイアビリティの低下はそれほどではなく懸念していたほど恐れるようなものではなかった。[つづく]