感想とコメント

マクレランがワシントン要塞、エリート部隊を引いて北ヴァージニア軍の最初の攻勢の前に万全を期することができたのが大きかったか。大規模戦闘では防御側が振り切って6を出すと必ず勝てる。また、タイミングの良いコストリィミステイクでロングストリートが戦死したのも大きかった。結果として南軍はボビー、ジャクソンの司令官就任のペナルティを戦果で取り返そうと無理をする度に傷を広げることになり、最後は大差となってしまった。
1862年シナリオとして見ると、年の終わりに得点判定されてしまうので、一旦、差が付いても辛抱すると言うことができないので止むを得ない展開だったか。キャンペーンとして見れば、自重して西部でゲリラ戦をやって長引かせるのが現実的だったかも知れない。
作戦集中の選択ルールだが、やはりない方が良いかもしれない。カードが悪いときのマネージメントやブラッフィング、相手のカードが悪いことを見抜く決断などがカードドリブンのオリジナルな妙味だという気がした。作戦集中はカードが悪いことを補完してくれるが、逆にカードが悪いときの駆け引きという妙味も奪っているだろう。
後はカードデックの偏りと言う点では、彗星さんが良く言われるように南北は別のカードデックにして偏りがプレイヤーごとに補完される方が良いというのは事実だろう。
ただ、なにせ題材が南北戦争あということが本作の圧倒的な魅力だろう。やはりプレイしていて楽しい‥(^o^)