外惑星動乱記を入手

bqsfgame2007-02-26

同人ゲーム。
題材はもちろん谷甲州の一連の外惑星動乱シリーズ。ゲームシステムは、ゲーム的に面白いことでは定評のある「ウォーアットシー」を採用している。
個人的にはガチのハードSF色が強い作品なので、物理学法則の再現性が良い「バトルフリートマルス」のシステムで見てみたいところだが、そこは今後に残された課題なのだろう。
小説史実では実態としては外惑星側にまったく勝機などなかったと言う気がするのだがゲームとしてどうなっているのかやってみてのお楽しみ。また、幾多の本編エピソードがゲームにどう盛り込まれているのか興味深い。
表紙にシャチが出ているのは「星の墓標」だと思うが、生体部品の兵器化は本シリーズの極めて辛辣な側面なので、これがフェイシングアートになるのはなるほどと思う。
原作はシリアスで辛辣だと思うが、ゲームは果たしてどういうテイストになっているのだろうか?