我が家の娘はいつもニコニコさんで元気なのだが、運動はどうも苦手。そんなこともあって奥さんの友人が貸してくれた本だが非常に面白く読んだ。
人間の五感と運動能力と知性はみな密接に繋がっていて、どこかが伸びると他にも良い影響を与えるし、逆にどこかに停滞があると他にも良くないというのは実感として合っているように思う。その中で運動が苦手な子に、どういう段階ではどういうトレーニングをしてやれば良いのかという具体的なメッセージを書いているので、本当かどうかはともかく試してみようかと言う気にはさせると思う。
ただ本としてはいただけなくて、最初の５０ページまでは延々と自慢話しを続けられるのには正直に言ってうんざりするのを通り越して胡散臭ささえ感じる。その後の内容の具体性や説得力と不自然なまでにアンバランスで、どうしてこんな導入部を付けたのか理解に苦しむ。この前文を読んで説得力を感じる人の方が、冷静に読んでいる人には少ないだろうと思う。なんとなく新興宗教めいてさえいる‥(^_^；
