SGC例会:ディースントジャーニーインザダークを対戦プレイ

bqsfgame2007-03-18

エスト2:ダーノグ兄弟をヒーロー側3人の設定でプレイしてきた。ゲームオーナーのわたしは、今回もオーバーロード‥(^_^; プレイバランスの改善のために、ヒーローは自由選択とし、推奨キャラのアドヴァイスをして始めてみた。
このクエストは意外に寸が短く、すぐに大ボスの巨人兄弟の片割れが登場する。ヒントがいろいろと出る謎解きについては、ゲーム慣れしたヒーローたちは的確にカラクリを読み解き、ルーンキーを入手。巨人が隠しておいた心臓を目指して驀進してきた。
オーバーロード側では序盤にエヴィルジーニアスをプレイでき、かなりスレットトークンフローが良いプレイだったのだが、それでも積極的なヒーロー筋に対しては相当に押し込まれた。結局、オーバーロードカードの一周、敵キャラ二人の戦死で合計9ポイントくらいを奪ったが、二つのグリフと、二つのチェストを開かれ、原点を越えたところで最初の巨人が討たれてしまった。
このクエストでは巨人が二人いて、もう一回同じことを繰り返すと終わるのだが、特に二回目の妙味もなく単なる反復なので、此処までで終了とした。
プレイヤー側の感想としては、スピードが意味を持つ対戦ゲーム的な感覚を持つダンジョンゲームであることを理解してプレイする分にはバランスもちゃんとしているし、それなりに面白いとの評価だった。わたし自身も、今回は途中でだらけるような展開がなく、常にタイトなところでプレイが進んで前回よりはずっと良かったと思う。
ただ正直に言うと、インストからプレイまでかなりオーバーロードの負担は重い。持ち主として毎回これを繰り返すとなると、さらに寸の長いクエストをいくつもやっていけるのだろうかと考えさせられる。
また、プレイヤー側は前回とメンバーが入れ替わっていて新味があったかと思うが、こちらはオーバーロードデックの中身も毎回同じで知っており、いささかマンネリ気味。本物のRPGと違って、クエスト間の差異がそれほど大きくないし、マスターとして創造的な裁量を発揮する余地もない。そういう意味ではコンピューターRPGならコンピューターがやっている作業を人間がやらされているようなものであり、フラストレーションが大きい気がする。
結局のところ、このゲームの最大の問題はオーバーロードの引受手が確保できるかどうかなのかも知れない。