EFタンクリーダー:ステッペパトロールをソロプレイ

bqsfgame2007-04-17

「ハンマーズスランマーズ」をプレイしたら戦車戦のゲームが衝動的にやりたくなって、本当に久しぶりに埃を払って出してきた‥(^_^;
1986年のウェストエンドゲームズの作品。20年前の代物になるのかと思うと感慨深い。戦車戦のゲームの第一世代は、「パンツァーブリッツ」だと思うが、わたし自身は実は乗り遅れて全くと言って良いほどこの世代のゲームには思い出がない。先に「スコードリーダー」から入ってしまい、そうこうしている内にエポックの「東部戦線(装甲擲弾兵)」があって、それから「タンクリーダー」やTCSシリーズと言った具合である。
第二世代の戦車戦ゲームの大きな特徴は、コマンドコントロールや、索敵・視認要素の重要性がずっと強調されていることだろう。
「タンクリーダー」では、フォーメーション単位でモラルが割り付けられていて、モラルの低い順にアクティベーションしていく。上位のモラルのフォーメーションは、その過程で自分の好きな時に割り込むことができる。と書いて気付いたのだが、シンプルではないオリジナルのGBOHと同じ枠組になっている。このゲームでは、機会射撃がルール化されているが、各ユニットは1ターンに1度しかアクションできず、機会射撃をしてもアクションを使い切ったことになる。このため、通常は相手の行動を見て最適な作戦を見極めてから動きたいので後番の方が良い。しかし、量に勝る軍であれば、次々に相手に向って波状浸透することで、相手に機会射撃を強いてしまい、相手の未行動ユニットが枯渇したら好き勝手させてもらう‥ということもあり得る。結局のところ、EFの場合は前者がドイツで、後者がソビエトだと言って良いだろう。この大きな性質の異なる両軍がぶつかるところが、EFタンクリーダーが面白いところ。
一方、同じシステムでありながらWFタンクリーダーが評価がパッとしないのは、性質が似ている軍の衝突でメリハリがないためだろう。