18VAのルールを読む

bqsfgame2007-06-15

18EU直前に、似て非なる別の18のルールを読むのはどうかと思ったのだが‥(^_^;
Hechtの2001年の作品で、つまりは18EUと同じ年の発表。
舞台はご存知ヴァージニア州南北戦争ゲーマーなら馴染み深い土地で、ワシントンとリッチモンドがカバーされている。歴史的にも南北戦争による荒廃を受けた南部鉄道網の復興時期を扱っており、その意味では「フォーザピープル」で南北戦争を体験し、「レベルレイルズ」で南北戦争による戦前の南部鉄道網の崩壊を体験してからプレイすると丁度よさそう‥(^o^)
特徴的なのは、ジャクソンのヴァレーキャンペーンでお馴染みの西側の山岳地帯から東の海へ向けての石炭輸送の貨物列車のルールがあること。工業基盤が脆弱な南部なので、5株会社で創設し、親株券だけでフローティング可能、後で10株会社に増資可能という敷居の低いルールになっている。18FLも南部な訳だが、こうした企業創業のハードルの低さは共通している。
プライベートは3社だけ、企業は6社。プレイ時間的にはスカンジナビアより長いとのことだが、パズリックな要素満載でトリッキーだったスカンジナビアよりVAの方がオーソドックスでプレイしやすい印象を受ける。
その意味で敷居が低そうなので、順番を入れ替えて先にこちらを対戦しようかと思っている。会社の数などから見ると、3人でプレイすると平らになるので3人用としても良さそうな印象を受ける。