「カエサルの夢」作戦

レポートを読んで地図を見たときに、これは是非ともやってみたいと思ったのが、南方作戦。どうも識者の間では南方は鬼門のように語られている。とすると、南方は割安で買える可能性が高いので、それを組み合わせて運用する作戦を取る方が、ビッグ3と世評が高い北方を競り合うよりも案外、勝てるチャンスがあるのではないかという発想。
そう考えてマップを見ると、南方作戦のカギを握るのは15番のマイナー会社だ。此処が南方から、もっとも収益性の高い北西部のロンドンパリ方面へと脱出する出口になっており、此処を押さえることが全てに優先するという発想だった。
15さえ先に手に入れておけば、その南に位置する10の価値が、他のプレイヤーにはショボショボになり、自分にとってだけ価値がある状態になるので割安に手に入るに違いない。そうすれば、15が多少割高でも2つセットにすれば、セット価値が高まり、全体としてはリーズナブルで価格で手に入るのではないだろうか。これに14あたりか、悪くとも同じく南方に閉じ込められる5が手に入れば南西部を効果的に開発できる組合せが得られる。
そして、重要なことは南方がショボい理由のように語られるYタイルは、実は逆に他人をこの領域に侵入させないブロッキングキータイルとして使えるので、ミラノ/リヨン間をサンクチュアリ化し、マルセイユとツーリンは自分のものにさせてもらえるはず‥。
そして、これをローマとパリに連結すれば、カエサルガリア戦記よろしく南部勢力は欧州を北へと進軍することができるに違いない。そして、史実ではカエサルの代では果たすことのできなかったブリタニアへの進軍(ロンドンへの連結)も夢とばかりは言えないのではないか‥。
かくて妄想は広がり、「今日の最初の使命は15を落札することにある」と固く信じて会場へと向ったのだ。
そして、つなきさん流に言うならば「願いは叶えられた」。15を100で落札することができ、さらに10を70で落札することができたのだ。しかも、これに加えてビッグ3の一画で15と親和性の高い14が手に入った。
残念ながら資金温存戦略に出たatogさんに上手く割安なところを掻き集められてしまい、4人プレイながらatogさんが5社持ちに対して、こちらは3社しか持つことができず、マイナー会社数で2社の差を付けられてしまった。此処で差が1社であれば‥と言うのは終わってみてから思うことで、この時点では会社数は少なくとも自らの夢と浪漫を試せるチャンスを得て意気揚々だった‥(^o^)
画像は企業創設が始まったところ、リヨンとストラスブルグに駅を持つソシエフランスは順調なスタートを切った。他にベルリンにatogさんの企業、ブダペスト(画像外東南端)に彗星さんの企業が創設されている。
[つづく]