2038をソロプレイ

bqsfgame2007-07-27

新興ながら早くも18のメッカになるのではと言われる一之江ゲーム会。
もしかすると一之江でなら再び日の目を見るのではないかと思い、2038を発掘してきた。デザイナーのトム・レーマンは、最近もっとオーソドックスな鉄道の18である1846を発表したばかり。また、今年は「アウトポスト
」のオーソドックスなリメイクと期待される「フェニキア」や、SFゲームの期待の新作「レース・フォー・ギャラクシー」の発売もアナウンスされている。久々のレーマンイヤー到来というところか。
さて、2038だが、ルールブックの作りの悪さは定評があるところ。ティムプリお馴染みのプレイの序盤の例を通じてルール説明する「レッツ! プレイ!」とそれとは別にあるルール本文、そしてプレイエイドシートの全てを必要な項目について接続して拾い読みして漏れなく理解するようにしないと、どれを読んでも不完全という困った代物。
今回は、インデペンダントを成長企業(私有企業)に変更するのはフェイズ2になってからという記述を正しく読むことができず、公営企業を創設するのもフェイズ2になってからだと誤解してしまった。その結果、最初のストックラウンドが終わった時点で購入できる証券が枯渇し、列車が売り切れないためフェイズ1が継続し、その結果として買うものがないのにキャッシュフローだけどんどん入ってきて現金がプレイヤーの手元にじゃぶじゃぶするというおかしなことになってしまった。
昔プレイしたときも資金過剰で甘かったという感想でお蔵入りしたので、もしかすると昔もルールを同じように間違えていたのかも知れない。ネット上でご指摘を受けて、フェイズ1でも公営企業が創設できることが分り、そうなると全然、話しが違うということになって決着。
また、日を改めてやってみなくては。今年の夏休みの課題図書か?