SGC例会:バスを対戦プレイ

bqsfgame2007-08-14

スプロッター好きな面子3人での対戦プレイ。
いつも思うのだがスプロッターのゲームは、インストがしにくい。既存のユーロゲームとシステムデザインの感覚が馴染まない部分があるような気がする。
とは言えそれなりにゲームは進行して行き、先行するYさん、温存するAさんという展開に。Yさんが先行した分だけ勝利得点でリードしたが、最終ターンが見えたところでAさんが一気に資源を爆発させて大量得点かという展開に、そこでキャスティングボードを握ることになったわたしがプレイ中で初めて時計アクションにキューブを配置。結局、此処で時計を止めなければYさんの勝ち、止めるとAさんの勝ちという状況に追い込まれ、多少なりとも自分の得点が伸びる方を選択した結果、Yさんの勝利のキューピッドを演じることになってしまった。
ダイスもカードも使わないガチなシステムなのに、このターンのことさえ読みきれないのは不思議。まして、次のターンとか、ゲームの勝利の行方とかは、プレイ途中ではさっぱりわからない。ところが終末が近付くに連れて急速に読みきれるようになり深刻な結末が待っていた。
スプロッターのゲームは3つ目だが、個人的にはこれが一番良いと思う。プレイのしやすさ、システムのまとまりの良さという点で、プレイ困難なローズ&ボーツや、わかりにくいインドネシアより今後もプレイしやすいと思う。ローズ&ボーツこそがスプロッターの真髄だと言う意見も感覚的には良く分かるが、丸一日プレイしても全然終わりそうにないゲームをそうそうプレイできないし、プレイできないものを高く評価するほどゲーマーとして達観していない‥(^_^;
そんな話しをしていると「プレイすることを前提としていないゲームと言うのもあって良いと思うのですよ」と言っていた越田先生に笑われてしまうかも知れないが。