試練の景気持続3を読む(つづき)

ドルよりユーロというのは先日私見を述べたばかりだが、今回のこの記事では欧州中心諸国の経済にも不安要素が出てきているという指摘がされている。そうなると、エマージング諸国が世界経済の成長率を上に引張る役割を全て担うことになってしまうのだろうか?
エマージング諸国の成長シナリオには、地球環境負荷の増大と言う不都合な副作用があまりに大きすぎ、許容されえないということはないのだろうか?
世界経済全体が成長を前提とした発想から転換することを地球を次世代以降へ残すために必要だと言うことはないだろうか? 「地球白書」あたりでは以前から持続可能な経済が唱えられて久しいわけだが、エマージング諸国の成長シナリオはその観点で見たらどうなのだろうか?