でっかい馬鈴薯をソロプレイ

近々、発売当時以来ではないかというくらい久しぶりに対戦しようかと埃を払ってみた。
メビウス訳がアーカイブ化されて公開されているのでDLしてみたら、どこかで見たような気がする。なんのことはないゲームの箱を開けてみたら、辞書を引いた後が大量にあるドイツ語ルールと自分が訳した原稿が出てきた。そうか、この訳の作成者は当時の自分だったかとビックリ。実物を見ている内に、ああそう言えばと思い出してきたが、意外なほど記憶から綺麗さっぱり欠落していた。
メビウス訳には自分が訳した記憶がないメッセージカードの和訳が付いているので、これを利用して先ずカードの日本語化を実施する。ラベルシートに印刷してドイツ語面に貼ってしまう。これで準備はまずまずか。
ルールブックを読むと、意外と作業手順が多くて、結果として畑ごとのキャッシュフローがどのくらいなのかパッと暗算で出ない。これに加えて多人数だと栽培する品種のバッティングがもたらす需給バランスによる価格変動がかなり大きいので確かに難しいゲームだと思う。
とは言えソロプレイで割り切ってサクサクと遊ぶ分には4年間分はあっという間。上手く行けば6年分やっても確かに正味3時間で遊びきれるかも知れない。
今回は二人想定でやってみたが、二人だと環境重視に走った方が有利。もちろん4人プレイくらいになって3人環境、一人だけ化学肥料農法ということになると環境側の競争が激化するのでまた話しは違ってくるかと思う。ただ、一つ言えるのは、有機栽培や優良畑は一年にしてならないので、有機栽培から化学肥料栽培へは簡単に移れるが、逆は容易でないと言うことだ。その意味で作戦の途中変更の自由度という意味で、化学肥料栽培路線を初期に選ぶのはなかなか気が重いかも知れない。その一方で、最初に巨大なキャッシュを獲得できるという魅力もあるのだが‥。