コンバットコマンダーが思ったより早く終わったが時間もそれほどないので、まだ対戦したことのないカフナを対戦することに。
実は持っていてルールを読んだこともあるのだが、どこが面白いのかソロプレイではピンと来なくてそのままになっていた。実際に対戦してみて初めてなるほどと思った。基本的にはカードを1枚ずつ補充し、5枚マックスまで貯めることができ、プレイするときは好きなだけまとめて使えるという蓄積してドカンとプレイするタイプのカードゲーム。その意味では少しチケットトゥライドに似たプレイ感があるかも知れない。
南海に浮かぶ島々に橋を渡して行き、ある特定の島の過半数の橋を占めるとその島を得られる。そのときに、その島に掛かっている相手の橋を除去できるというのがミソ。このため、いっぺんにプレイして連鎖的な効果を狙えるようになっている。
橋が多い島は支配しにくいが、その分だけ対応するカードも多く、多くの島への波及効果が得られる。端が少ない盤端の島は、カードさえ適切に来れば支配しやすいが、そこを足掛かりにした次の連鎖の狙いは限られる。そんな中で、相手が何のカードを取ったかを踏まえ、相手の狙いを考えつつ、自分の狙いを実現していくのだ。決算が中途に2回あって3回目で決着するようになっている。
今回は序盤はとにかく手損をしないように、相手に自分の橋を除去されないように、自分は相手の橋を除去するようにプレイしていった。
ところが、中盤から決着が付いて煮詰まってしまった島のカードは使い道がほとんどなくなってしまうことや、一旦、相手が支配した島に対して後から橋を渡す分には除去されるリスクがないこと、それからカードを2枚必要として手損に見えるが相手の橋を除去するルールがあるため決着が付いたと思ったところでも引っくり返されることがありえることなどが見えてきた。
そんなことを踏まえながら中途から戦術で考慮することが増えていくプレイの中で、少しずつ先んじることができて1回目、2回目の決算を制してリード、最後の決算も勝って、このテのアブストラクトにしては珍しく圧勝した。なかなか面白いので、奥さんとも今度対戦してみようかしらん。