一之江ゲーム会:ショートタイムアウトポストを対戦プレイ

bqsfgame2008-01-24

この日の企画は貪欲で、スタートレーダーの後に、なんとアウトポストもやってしまおうという集い。
引き続き、Yさん、TSさんと3人でプレイ。
しばらく前のSGCでも実施したショートタイム版。4人の時は、開発カードを各種2枚ずつと言う人数−2でプレイする凶悪ルールで痺れるような面白さがあるのだが、3人の場合にまさか各種1枚にはできないので、各種2枚ずつ。これだと普通のアウトポストと余り変わらず、終了条件が60に下がり、いくつかあるマイナーな違いくらいしかない。
しかし、ショートタイム化という思想は効果を挙げており、経験者ばかりの3人プレイということもあって、2時間で終了してしまった。2時間で終わるのならもはや長時間ゲームの範疇には入らず、フツーのゲーム会でフツーのゲームの一つとして気楽に遊べそうだ。
プレイ展開の方は、最初に生産性向上に即効性のない倉庫を買ったのが1手早すぎて苦しくしてしまった。結果として、2枚あるヘヴィーエキプメントはYさんとTSさんのところへ。チタン工場を一人だけ作れなくなりハマってしまった。
しかし、天の助けロボットが早めにオークションできる山札の巡りに恵まれた。他のプレイヤーは価格50のロボットを買える人はまだいないと思っていたようだが、実は此処で倉庫が物を言って無競争で定価で買えてしまった。これで息を吹き返し、水工場を量産しロボットでフル稼働させるウォータードクトリンに一気に走る。データライブラリーを2枚買って、サイエンティストも2枚押さえに言っていたTSさんがYさんと競売で争ってくれるのを幸い、次は100のラボラトリーをまたしても無競争定価で購入。水工場から一気にリサーチ工場へ、そしてリサーチ工場を早々に2件にしたら、次はニューケミカル工場を毎ターン2個ずつ建てるケミカル力押しに。これで得られた資金力でスペースクルーザーを買えたところで、チタン系列で追ってくるYさんを少し引き離し、最後は逆転の綾を生みかねないムーンベースが山から出てこなかったことを確認してラス前のターンで協議終了。
アウトポストは大好きなゲームなのだが、実は勝ったのはもしかすると初めてかも知れない。チタン系列を逃して逆転で勝ったと言う展開にも痺れた。
それにしても午後からのゲーム会でスタートレーダーとアウトポストを両方ともできるなんて、なんと素晴らしいことだろう。ショートタイム化の効果恐るべし、そしてスピーディーなプレイをしてくださるYさんとTSさんという対戦相手にも恵まれた。
大満足の一日だった。
長いSFゲーマー人生の中でも、先日のサンダーズエッジに続いて、もしかすると最良の日々を過ごしているかも知れない。