アップフロント:後衛任務:ソビエト対ドイツを対戦プレイ

bqsfgame2008-02-08

先週は時間切れで終わったアップフロントのシナリオDを、今回はオーソドックスにソビエト軍を持ってドイツ軍と対戦。
シナリオDは攻撃側と防御側があるのだが、まずは攻撃側を担当。ソビエト軍ならではの4グループ編成でDグループにモラルの高いメンバーを揃えて前進。迫撃砲で少し撃ってみるが、確かに使い勝手が良く高火力の射撃カードを使えるようになるのだが、ソビエト軍の場合には手札はもともと回そうと思えば総入替えができるのでさしたるありがたみはない。
むしろ、シナリオの勝利条件を考えれば、前進して相対距離5まで詰めてしまうのが良さそうかと思い、途中から方針転換。ドイツ軍がカード切れになったらしい隙を突いて最後は一気にリスクの高い移動をして突撃して勝利。
続いて攻守ところを変えて、防御側に。ところが奇妙なことに火炎放射器があったりATRがあったり、これが本当にシナリオDの防御側? どうもエラーらしくBGGにあった最終訂正版をTSさんが持って来てくださっていたのでそちらを参照。全然、違う部隊だった‥(^_^;
シナリオDの防御側の妙味は後退するという選択肢があること。相対距離5に詰めさせないためには絶対距離0からバックする作戦は最初から想定にあった。ただし、ソビエト軍ではグループ数が多いので、全部のグループを下げないと本当に距離を開けたことにならないのが少々悩ましい。しかも、絶対距離マイナスへの後退は赤のRNCの移動カードでのみ許されている。とは言え、早い段階から計画して下がろうとすると、そこは札の回転の良いソビエト軍なので、全グループがマイナス1へ後退。ドイツ軍は必死に前進してくるが、そこは札の回転率ではソビエトの敵ではなく十分な枚数の移動カードの調達は容易でない。敵が前進して接近してくるところを少し撃ち掛けながらじわじわと損害を与えて手堅く勝利を収めることができた。