SGC例会:RESTEFIXを対戦プレイする

atogさん持参の「RESTEFIX」をプレイさせてもらった。
アブストラクト系のゲームを中心に作品の多いヴィティッヒの2005年の一作。ヴィティッヒの作品で日本のゲーマーにも馴染みのあるものというと、「ドクターファウスト」くらいだろうか。多作な割には、あまり作品が日本には流れてこないデザイナーである。
このゲームは純然たる多人数アブストラクトで、7色の内の異なる二色を裏表に張り合わせたタイル21個を使用してプレイする。自分のターンには、いずれか1個のタイルをタテかヨコのいずれかの向きに、好きな色の面を表にして配置する。プレイヤーは自分の色を秘密裡に指定されており、その色の6個のタイル全てを同じ向きあるいは同じ面にした/なった瞬間に勝利する。
ちゃんと全色を監視しあっていると誰も勝てない手詰まりになるのではないかという不安を感じたが、なんのことはなかった。あっさりとYさんが勝利してしまい、「なーんだ」という結末に。
頑張れば自作できなくもない気がするが、これをコンポーネント化して市販する度胸は結構スゴいと思う。個人的には「アリ」のゲームだと思う。