ＧＷも最後、軽いゲームをやろうと集まった。
この日は、川のゲームを拡張キットを入れてやろう‥という趣向で二つ。
最初は、１９９７年のドイツゲーム大賞受賞作「ミシシッピクイーン」に、拡張「ブラックローズ」を加えて遊んでみた。
「ミシシッピクイーン」は、外輪船の黄金時代を髣髴とさせる川のレースゲーム。誰にでもできる肩の凝らないレースゲームとして良い作品だが、大賞を取ってしまったことで「大賞を取るほどのものではないのでは？」という妙な批判を受けることになった作品でもある。ゲームの難点として、先行逃切り色がかなり強いというのがあった。
果たして拡張「ブラックローズ」でどうなったかを今回、初めてプレイしてみることに。
結論から言うと、これは素晴らしい拡張だと思った。特に追加の船、ブラックローズをその時点の最下位が動かせると言うルールは素晴らしい。これによって先行逃切りに対して、最下位のプレイヤーが一定の関与をしてレースを最後まで興味あるものにすることができるようになった。
また、拡張で新しく入るタイルの砂州や流木などの難水路もあった方が良いと思った。この拡張は本体を持っているなら「マストバイ」の一作だと思った。
レースの方は、序盤から終盤直前まで終始、最後尾付近で石炭を温存していたＨｓさんが最後に一気にまくって鮮やかな逆転勝利。
