GWゲーム会:ナイアガラ・川の精を対戦プレイ

bqsfgame2008-05-31

「ブラックローズ」に続いて「川の精」を入れた「ナイアガラ」をプレイした。
今回導入したのは、
1)宝石配置数の人数による調整
2)ダブルカヌー
3)ビーバー
4)渦
5)7の追加パドルカード
の各ルール。
実際にプレイした印象として、1)の宝石配置数は本体に必須の改訂だと思った。もともとのナイアガラでは、同じ色の宝石4個が他の勝利条件より容易な印象があった。ところが、宝石配置数を人数によって調整することで、同色の宝石が枯渇しやすくなり、同色4個が難しくなった。これはゲームが佳境を迎える前にサドンデスで終わってしまう不完全燃焼を減らせると思う。
2)のダブルカヌーは、これまであまり機能しなかった宝石の横取りルールを実際に使用する場面を増やすルールだと思った。これが良いかどうかは一概には言えない。ただし、6人目の黒のカヌーは、最初からダブルカヌーとシングルカヌーが1隻ずつしか入っていないので、6人のときは前提になっているようだ。
3)のビーバーは悪天候が一定期間で解消されることを保証する良いルールだと思った。勝ちそうなプレイヤーを妨害するために悪天候を継続するしかなくなり、その結果、みんな苦しくなってゲームが長引くという展開がなくなるように思う。
渦と7のパドルカードは新趣向。必須とは思わないがあっても良いかなという感じ。渦を入れると川を上りづらくなるので、一緒に7を入れてみた。
プレイの方は序盤は一番取りやすい紫の宝石がみんなの手に分散してしまいサドンデスがなくなり中盤へと。この局面で彗星さんと、Hsさんのカヌーが流されてしまった。これを買い戻すためにボードに紫の宝石が戻ったのを見逃さなかったのがYさん。Yさんが4個目の紫を積んだ時点でゲームは終盤戦に。しかし、大きな数字がすぐには手元にはなく、パドルカードのリセットを待つことに。だが、幸いにしてそのタイミングでわたしの白の宝石4個セットも成立し、手番の綾でわたしが際どく勝利することになった。
これもなかなか良い拡張セットなのではないかと思った。特に宝石配置数は特に追加コンポーネントが要らないので、本体だけで遊ぶ時にも採用するべきだという気がする。