巨人の不振まわりで二つ

入院前なので先々週の日曜だと思うが、例の「喝!」というおじさんのいかつい方が「エースと4番がいないのだからやむを得ないんじゃないですかね」と不振擁護論を言い出して唖然とさせられた。その場では誰も突っ込まなかったが不可解な話しだ。
巨人の4番という話しになると、自前の立派な4番候補である高橋も阿部もいるのに、ロッテのイスンヨプを取ってきて、今年はさらにラミレスだ。イが故障したくらいでガタガタするような陣容ではないと思うのだが。
エース上原の方が事態は深刻だと思うが、今年は中日の川上、広島の大竹などなかなか勝てない開幕投手を抱えたチームばかり。その中でも巨人が特別に擁護される理由はないと思う。
この話しで二つのことを考えられる。
いかつい方は原監督のことを慮っての発言らしいのだが、逆に原監督に対して失礼である。二人くらい怪我人が出たら、原君の采配ではもう優勝は無理だよと言っているようなものだからだ。
あと、いつも思うのだが、球界の有力選手には球暦の最後は巨人という人が多すぎる気がする。これは他チームの有力選手をかき集めてしまうという最初の問題のOB版である。