対人精密級の系譜

同じようなシステムで対人戦闘を扱っているものは、
1980:スワッシュバックラー
1981:グラジエータ
1982:ガンスリンガー
という感じで同じような顔触れの3つのメーカーから相次いで発表されている。
70年代後半から80年代まで同時プロット、部位判定ダメージ方式の精密ゲームは、シミュレーションゲームらしいシミュレーションゲームとして一世を風靡していたことが分かる。しかし、1998年のクリムゾンスカイでは、移動行程をプロットせず、最終目的地のみをプロットすれば良くするなど、大幅な簡略化が計られていた。従来型の精密級が近年のゲーマーには難しすぎて最早、支持を得られなくなったということだろうか。