SGC例会:トレドを対戦プレイ

bqsfgame2008-11-07

前のギャラクシートラッカーズが面白すぎたのかも知れないが、本作は一向に盛り上がれないまま終始してしまい残念な印象に終わった。
マス目にタイルを置いてスゴロクのコースを作り、そこをカードで前進して行く。剣の材料を手に入れて剣を鍛え上げ、それをゴールで献上すると得点になる。
カードをプレイして前進するルールが良く言えば独創的なのだが、変な風に制約が厳しい気がする。結果として、タイルを置いてスゴロクのコースを作る上でのマス目の価値観とかが見えにくい。結果として、あまりはっきりした指針を持ってプレイすることができず、それでもゲームは淡々と進んで行ってしまうので、盛り上がらないまま終わってしまう印象だった。
最近のユーロゲームのゲーマーズゲームに共通な傾向として、勝ち筋を見えにくくするためにゲームシステムをいたずらにひねっているような気がする。勝つための手段が多様であることは良いゲームの一つの条件だと思う。しかし、いたずらにひねって難しくすることで初見ではゲームの勝ち筋が見えなくすることが良いことだというのは勘違いのような気がしてならない。最近の話題作でもそうした傾向を感じるものがあるのだが、本作の移動システムもそんな印象を受けた。多分、これはもうプレイすることはないと思う。