BGGリスト:ベストS&Tマガジン

bqsfgame2008-12-18

BGGには、ギークリストというリストアップ・コンテンツがあり、非常に多様かつ膨大なリストが存在している。
その一つに、「ベスト・S&Tマガジン」というのがあって興味深く読ませてもらっている。
リストの傾向としては、SPIの古典と最近の作品に偏っていて、その意味では自分のゲーム青春時代の作品は抜けているのが物足りない。
ちなみにリスト順位はBGGの評価レーティングによるのだが、それが偏りの原因で、どうしても「コレが好きだ!」という人しかわざわざ今更の評価を投票しない古典的な作品は高くなりやすいので、多く収録されることになる。
そして、最近の作品は旬を遊ぶプレイヤーたちが評価していて、出だしは良い評価から票が伸びてくるので高めになっている。
その意味では、構造的な歪があるので、これが本当にオールタイムのS&Tの中でのベストセレクションになっているとは言えない。
とは言え、それでも250号を越えたS&Tのゲームの全てを自分で遊んで評価することなどできない現実の前で、こうしたリストを参考に面白そうな作品をピックアップするにはありがたい参照リストだと思う。
個人的には、ミランダの衝撃的な出世作トラヤヌス」や、米西戦争を描いた貴重な作品「リメンバーザメイン」、ワルシャワゲットーの蜂起を魅惑的なザッカーのマップで描き出した「ワルシャワライジング」などが入っていないのはいかがなものかと思うが‥(^_^;