リーテイクスコマンドについてさらに考える

惜敗したもののCOAの南北戦争キャンペーンシリーズの醍醐味を今回はさらに満喫することができた。
なんと言っても本シリーズの面白みは、フォッグオブウォーにある。
リッチモンド前面を弱体化させるほど兵を引き抜いても、フォッグオブウォーとマクレランの攻撃制限(マクレランがいるところでしか攻撃できない)によってリッチモンドを維持することが可能ではないかという推測は実現することができた。斯様に情報の不足は的確な攻撃の実現を阻み得るほど強力なのだ。
そういう意味では「大胆な機動」の威力と言うのがゲーム的に非常に効果的に再現されるシステムのゲームだという気がした。これは南北戦争の東部戦線でリーやジャクソンが猛威を揮うことができた最大の要因であり、これがゲームで再現できているのは素晴らしいと思う。
逆に言えば、南軍の優位性をイニシアチブの取得のしやすさや、機動ムーブメントポイントの大きさでしか表現していないのは、実は不足なのではないかという疑問を生じさせたように思う。
こういう話しをしていくと、南北戦争の東部戦線全体を強いフォッグオブウォーの元で再現する「ボビーリー」を改めてプレイする必要があるのではないかという気がしてきた。
新たなる課題だと考えている。今年中に実現できるといいなぁ‥(^o^)
ちなみにリーテイクスコマンド自体については、まだ他にもやってみたいことがあるので、これもまた対戦してみたいと思っている。南北両側をプレイした感想としては、南軍の方が制限ルールが少ないので作戦の選択肢が大きく面白いような気がした。逆に北軍は、プレイ中に如何に早期に南軍の意図を察知するかという醍醐味があるという気がする。それは、そのままマクレランがリーに対して何度も敗北し続けた最大の原因そのものでもある。