B級SFゲーム分科会の時代 その4

bqsfgame2009-10-02

実は原稿の依頼をいただくまでゲームジャーナル(当時はリニューアル前の同人版)という雑誌を読んだことがなかった。ということで、実物を見たいのでバックナンバーを見せてくださいというお願いをしたところ、快く数冊を送っていただいた。
語弊があるかも知れないが、ウォーゲームに対する前のめりな真摯な姿勢という点で、当時どちらかと言うとアニメムックのような路線になってきていたTACTICSより硬派な記事が多く好印象を持った。
「カードに映し出された世界」という筆者の連載は51号(北アフリカ戦の傑作ゲーム、DAK the desertの号)から4号にわたって掲載され、硬派のウォーゲーム雑誌にあっては浮いた存在だったが、ともかくも無事に終了することができた。
この連載が終了する時に、「次に機会があったらSFゲームをやりたいですね」と言っていたのが1998年の終わりであり、年が明けた1999年に個人的なタイミングもあってウェブ上で「B級SFゲーム分科会」が始まることになった。
ここらへんは外因がたまたまタイミング良く重なったこともあって、未知なる世界へと意外にスムーズに出発することになった。かくして当分科会は、雑誌メディアと、インターネットメディアへと漕ぎ出したのであった。