B級SFゲーム分科会の時代 その5

bqsfgame2009-10-03

ゲームジャーナル55まで続いた「カードゲームに映し出された世界」を終了した時点で、ウェブ上のB級SFゲーム分科会がオープンしていた。週末の時間が自由に使えるフリー(笑)の独身貴族だったこともあって、我ながら随分と頑張って更新していたものだ。
一号休んで57号(草燃えるの号)から、今度はSFゲームの連載をという話しになり、「いろいろと忙しいでしょうからウェブ上のコンテンツを加筆修整する程度でいいですよ」と編集部に言っていただき、そういう形で出発した。「その代わりに長く続けてくださいね」という注文があったかと思う。それが1999年の話しなので、気が付けば10年が経過し、いまだに継続している。「長く続ける」というご依頼については、無事に果たしたものと思っている。
最初にいただいたバックナンバーに加え、付録ゲームの内容から是非とも欲しくてオークションで買い足したものまで含めると、我が家には同人版GJが44号からずっと連続して揃っているようになった。思えばそれ以前も買い揃えておけば、今となっては素晴らしい資料になっただろうと思うのだが、今からオークションで大枚を叩いて揃えるのもどうかと思い、それ以上は遡っていない。それでも、当時は同人誌扱いだったこともあり、比較的揃ったコレクションとして昔のウォーゲームの出版当時の評判などを見たりするのには重宝している。今となってはビッグネームになった方が数多く執筆されていて、中には既に鬼籍に入られた方もいたりして、ページをめくると感慨深いものがある。