ベン・ナイトの南北戦争東部戦線のダブルブラインドゲーム。
初めて対戦プレイしてみたのだが、なるほどねと思ったが、多分もうプレイすることはないだろうと思った。
良い点
・作戦開始時のダブルブラインドならではの情報過疎の中での意思決定の醍醐味
悪い点
・南軍は当時のリーの戦略的意図である戦争を終結させられるような戦略的勝利を得るのではなく、北部都市を略奪して回るギャングに成り下がってしまう
・兵力が損耗してくる中盤以降では戦闘で相手にダメージを与えにくくなるため、戦闘の決定力が下がってしまい消化試合モードになってくる
というところだろうか。
この悪い点の２つが辛辣で、なかなかもう一回プレイしたいと言う気分にはならないように思う。
２つの問題点を総合したところに、史実のゲティスバーグのような雌雄を決する大会戦の必然性や演出が本ゲームには薄いという難点があると思う。
最初の問題点は、勝利得点配分を全面的に見直す必要があるのではないかと思う。
後者の問題点は、戦闘エンジンを交換してしまう必要があるのではないかと思う。
そうすると、ほとんど別のゲームになってしまって、ダブルブラインドでリーの二度目の北部侵攻をやっているという骨子みたいなものしか残らないだろう。
それなら、潔く別のゲームにするのだろうか。
だったら、取り合えず積木のボビーリーの１８６３年シナリオではダメなの‥(^_^；？
