坂井七段の碁聖挑戦

いつも見ている関西棋院の石井茜さんのあかねん日記に、坂井七段の碁聖挑戦が決まって関西棋院が盛り上がっているとあった。
橋本昌二王座が失冠したのが昭和57年のことだから、それ以来、すでに28年になる。
関西宇宙流の苑田九段も、先日書いた関西の猛牛牛之浜九段も、西の今村東の依田と並び称された今村俊也九段も、九段最短昇段記録の清成九段も、武闘派こと結城九段もタイトル獲得はなっていない。
NHK杯では、この期間中も本田邦久九段、橋本昌二九段、そして現在の結城九段の二連覇と4回も優勝しているので、TV棋戦の印象として関西棋院がそんなに弱くなったとも思っていないのだが、タイトル戦では挑戦してはいても成果が出ていない。
特に碁聖戦では結城九段が4回、他に今村九段、苑田九段、横田九段も挑戦していながら破れ続けており、ここらで挑戦成功させたいところではあるだろう。