○北野勇作どうぶつ図鑑かえるを読む

bqsfgame2010-08-09

こちらもシリーズ3巻まで辿り着いた。
読もうと思えばいつでも読めてしまうような小冊子。
螺旋階段は、ディッシュの「降りる」を髣髴とさせる。「降りる」の方が意地が悪いだろうか。
「恐いは狐」は、落語の「むじな」あたりを逆手に取ったミニホラー。少々、スプラッター気味で気持ちが悪い。
個人的には北野作品に期待する筋と違っていて、今回はちょっと後味が悪かっただろうか。